高崎「青春の詩」にて 4/14
朝から珍しく雨。でも、しっとりとした景色の中に、散りかかる桜が春の終わりを告げるようでした。
お店に着くと、オーナーの高橋さんがやさしく迎えてくれました。そして、今回僕らのコンサートを企画していただいた小澤さん。
あたたかみ溢れるお店とみなさんのお顔に包まれて音をチェック。といっても、今日は完全なアコースティック。基本的に好きなんです。生音が。
いい感じでリハ、といえども、止まらない。困ったことにやりたい曲がやまほどある。勿論今日やる曲は大体決めてきているけれど、それでも次から次へと合わせたくなる。もうお客さんが入ってこられる時間になっても、止まらないからこれ又困ったものです。
ようこそいらっしゃいました、なんて言いながら、ちょっと練習させてねってな具合にコンサートでの予定にないセットを合わせ、それでも、あんまりやりすぎると価値無いので2~3セットで打ち切ると、やがてお店の中はほぼ一杯の人で埋まってきました。
よく知った顔もいれば、初めて見るお顔もいる。多分外はまだ雨が降っているだろうけど、みなさんにこにこ、いいお顔をしています。
コンサートでは、余り無駄なことは喋らず、音楽を聴いてもらいたい、という姿勢で臨むつもりでいますが、どうもあれやこれやくだらないことを言って、時間が経ってしまいます。
それでも1部、40分程の間に7セット。リ-ルあり、ジグあり、歌あり、エアーあり、そして、ブルーグラスありで、充分楽しんでいただけたと思います。
2部ではフォギーマウンテン・ブレークダウンを含めたブルーグラスチューンから、ユダヤ音楽、別れの歌等、ギター、バンジョー、フィドル、ハープを駆使して、楽しんでいただきました。
打ち上げも高橋さんの奥さんのお料理をつっつきながらしばし皆と歓談。でもどうしても止まらないのが音楽です。
少しの時間でもどうしても演奏したくなってしまう。本来打ち上げというのはそれぞれ参加していただいたみんなと話を交わさなくてはいけないが、いつも音楽に興じてしまって、後からしきりに反省してしまいます。
打ち上げにも遅くまで付き合っていただいたみなさん、すみませんでした。有難うございました。
でも、マスター、これにこりず、また呼んでください。