Mareka&Junji 大宮 2014年3月9日

長年に渡って支援していただいた「ウインドⅡ」というサークルの古川さんと村松さんが

コンサートの企画を考えてくれたのが、去年の秋。

食事をしながら昔ばなしにも花が咲き、その中で今僕らがやっているアイリッシュ・ミュージックをコンサートとしてだけでなく、諸々のお話しを交えた企画でやってみたい、という相談を受けました。

これはとても嬉しいことだったのです。幸い、過去数回にわたるアイルランド・ツァーでそれなりに撮影してきた写真もあるし、そんなものも観てもらいながらお話を進めていくのが1部、そして2部でたっぷり音楽。

そういう音楽会は今までにやったことがなかったので、希花さんもいたく感激。そんなわけでお話しもまとまったのですが、写真はデータとしてパソコンの中。僕にはよくわからないので、希花さんは勉学に忙しい中、ブーブーいいながらも写真を整理し、村松さん、古川さんと緻密に連絡を取り合ってくれました。

そして迎えたこの日。会場は清水園という結婚式場。後で知ったのですが、春日部のハンマー・ダルシマー奏者である高橋さんは、金髪ギャル系奥さんとの結婚式をここで挙げたそうです。

それはともかく、この日のために音響を担当していただいた岩井君も旧知の友。いつもいつもにこやかに僕と省悟の音響にも力を注いでくれた人です。それに、よく見かけるお顔、久しぶりのお顔、初めてのお顔、そして本当に久しぶりのウインドⅡを通じてのお顔、そんな多くの人達に囲まれて幸せなひと時でした。

コンサート終了後のお食事会でのお料理も素晴らしく美味しくいただきました。参加していただいた皆さんの自己紹介もそれぞれに味があり、とても楽しませていただきました。

希花さんの、気が遠くなるほど大量な難しい勉強が一段落して、楽しい卒業旅行もなんとかクリアーした、今年の初コンサート。

それにしても流石に古川、村松コンビの企画。その企画に応えるべく、僕らも用意はしていったのですが、やっぱりなかなか難しいものでした。それでもなんとなく、僕らが演奏している音楽はこんな景色から生まれている、ということや、こんな人たちと関わり合いながら生活と音楽の両方を経験してきているんだ、ということが感じていただけたら、という思いでお話をしてみました。

2部の方も今までにあまりやったことのない曲を多くやってみました。場所が場所だけに、みんなで花嫁も歌ってみました。

ウインドⅡのお二人は、また別な企画を考えてくれるかもしれないし、今度はたっぷり音楽を、ということも考えてくれるかもしれないし、僕らもそれにお応えできるように、さらに進歩していきたいと思っています。

皆さんありがとうございました。