アイルランドから帰国してわずか2日。京都は宮津に向かう。無謀なスケジュールかと思ったが、ある意味すぐに仕事ができるというのはいいことだ。
なんとか体調も崩さず健康体でいけたが、如何せん時差ボケはどうにもならない。
3か月という間に体内時計は確実にアイルランド時間になっている。
1年ぶりの世屋高原。
椙谷さんも相変わらず元気そうだった。彼のお母さんもとてもご高齢とは思えない頭の回転と身のこなしで笑いを取る。
今回も遠方から沢山の人達が来てくれた。本当にありがたいことだ。
ここでの音楽は文字通り森の中の音楽会だ。
この日も素晴らしい天気に恵まれて皆さんのお役に立てたようだ。
アイルランドで覚えたいくつかの新曲も交えての約2時間。久しぶりに「別れの唄」も歌った。希花さんはコンサルティーナも数曲披露。
アイルランドではフィドルに集中することが多く、コンサルティーナを練習する暇がなかったが、最後の数週間でやっとケースから出す機会に恵まれた。
この辺の集中力は国家試験並だ。
そして素晴らしいお料理が並ぶ席で皆さんと会話が弾む。
僕らは飲んでしまったら数分でダウンしそうだったので…とはいっても普段でもあまり飲めないのでやっぱり食事に集中してしまう。
そして、やっぱりここの料理は絶品だ。厨房で働いてくれる皆さんに感謝だ。
しかし、この場所も今年で営業を終わりにしてしまうそうだ。
いろんな事情があるので仕方ないことだがとても残念でならない。
3年にわたって僕らをここに呼んでくれた椙谷さんに感謝。
世屋高原の緑はアイルランドの緑とはまた違うけど、僕らの気持ちを豊かにさせてくれました。
星空も美しく、また一夜明けた陽の出の美しさは椙谷さんのお母さんのように輝いていました。いつまでもお元気で。
また来年、ここではないけれど、どこかで会いましょう。
そして遠いところまで駆けつけてくれた皆さん、僕らはちゃんと起きていたでしょうか…。
ありがとうございました。
以下のいーポート世屋のサイトで写真がたくさん見られます。
http://www.eportseya.jp/concert/2014.9.20marekajunji/1.html