2016年11月19日 鳥取 若桜町 20日 鹿野町

久々に武部さんから連絡をもらった。いつだったか、体の調子を崩し、大丈夫かな、と心配していたが、なんか益々パワフルなっているようだ。

今回はそんな武部さんが、若桜町というところの中村さんという人を紹介してくれた。ずっと前からナターシャー・セブンを追いかけてバンジョーを弾いている、という人だ。

ちょうどいい。バンジョーが借りられる…てなわけではないが、とても真面目そうな人でメールのやりとりもスムーズに運んだ。

東京を出る時も状況を説明するためにメールを出したら、すぐ「気を付けて来てください」という返信をいただいた。

でも、本人は相当舞いあがっていたらしい。それというのも初めてコンサートなるものを主催する側になったからだ。なので、舞いあがっていながらもかなり神経質になっていたようだ。そう…かわいそうなくらい。

場所は若桜町(わかさ、と読むことを今回初めて知った)の迎賓館。古民家を建て直した素敵な空間だ。池の鯉の大きさにただただびっくり。

僕らにも馴染みのない町だったし、ほとんどが初めての方ばかりだったようだ。

まずO’Carolan’s Cupから夜汽車。そんなスタートで1部終わりのNight in that Landまで、約40分。休憩をはさんでAbove and Beyond / Ritual / Black Patsのニュー・セット。ここで中村さんのバンジョーの出番。フォギーから童謡メドレー、津軽三味線まで、ありがとうございました。

それから何曲かやって、アンコールはParting Glass / Calliope House

初めての方たちにも喜んでいただけただろうか、一番気になるのはそのことだが、もちろん中村さんを始め、彼の仲間のみなさんにも喜んでいただけただろうか、ということも気にかかる。

みんなが力を合わせていろんな思いを持って頑張ってくれる、ということが本当に嬉しく思います。

みなさん、初めてのことでお疲れになったと思いますが、どうか健康に気を付けてこれからもお元気でご活躍してください。

集まっていただいたみなさんにも感謝いたします。

そして、楽しい打ち上げでした。宿泊場所も素晴らしい紅葉に囲まれて心が洗われたようです。みなさんのおかげです。ありがとうございました。

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2日目は武部さん主催のコンサート。雲龍寺という小さなお寺での会だ。

時間があったので、まず今夜の下見ということで、お寺さんに寄った。

田んぼの向う、紅葉に囲まれたお寺がポツンと見えてきた。素晴らしいロケーションだ。それだけで手を合わせずにはいられない感じ。
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きれいに手入れされた庭が美しい。しばし見惚れてから、また今日もバンジョーをお借りする土橋さんの家に立ち寄る。実は土橋さんの家のすぐ近くの公民館で、今日は生活習慣病に関する講演会があるらしく、その後で少し演奏をして欲しいと頼まれているのだ。

年寄りと医師のコンビだから「ま、いいか」と云う感じで数十人のお年寄りに聴いていただいた。

「あんたら上手いなぁ。それでメシ食えるで~」と感激してくれたおじいさんが印象的だったが、後でお話してみたらひとつ年下だった。

てなこともあり、再び土橋さんの家でお茶をいただき、少し休んでからお寺さんに出掛ける。そして再び紅葉に見惚れてしまう。心休まるお庭だ。

すでに準備をしていただいたお寺の大井様をはじめ奥様やご近所の方。お忙しいのにありがとうございました。

今日はアコースティックでFanny Power から朝の雨。土橋さんの好きな曲Irish Washerwoman / Rose Woodのセット。1部の終わりはNight in that Landで。

2部はIn Continental Mood / Flat Worldのセットの後、土橋さんのバンジョーの出番。ありがとうございました。続いてLeaving Britanyから新しいセットでHorizonto、今日は遠い岡山から尾崎さん(ツトム・パクストン尾崎)が来てくれたので「今僕らはどんな歌を唄えるのだろう」で始まる「今、またヒーローが」

イラク戦争が始まったころ書いた歌だが、しょっちゅう歌詞を書きかえている。元々「答えは風の中にある。その答えに気がつかなければ、それはまた風に吹かれてどこかへ行ってしまう」というボブ・ディランの言葉にも影響を受けたので、今、タイムリーかな、と思っての選曲だった。この歌にFarley Bridgeを合わせてのセット。

それから最後にLonesome Eyes / Calliope House / Fairy Dance / Devil and Dirkのいけいけセット。

アンコールはしっとりとParting Glass / Si Bheag Si Mhorで。

ここでも多くの方たちにお世話になりました。武部さん、幸栄さん、土橋さんと奥さん、草刈正雄似の岡田さんご夫妻、尾崎さん、そのほかにも沢山の方たちにお世話になりました。

雲龍寺の大井様、ありがとうございました。最後に車に乗り込むまで、発進するまでお見送りいただいて恐縮でした。本当に有難いお気持ちをいただきました。

美味しいものを沢山いただいて、綺麗な紅葉を一杯見せていただいて、すばらしい気持ちを沢山いただいて本当にありがとうございました。

鳥取は少し前に地震があったので、皆さんのことを考えると行っていいものかどうか迷いましたが、武部さんや中村さんが「大丈夫。是非来てください」というので僕らも安心して出かけさせていただきました。

でも、みなさんに会えて本当に良かったです。ありがとう。足を運んでいただいたみなさんに感謝します。

最後に、2日間僕らの面倒を見てくれた高見さん。故郷は鳥取ということもあるけど、遠い秩父からありがとう。

15167735_1028350540626896_7776136816969399348_o撮影:高見恵子