風は冷たいけど、突き抜けるような真っ青な空が美しい。
この場所に来るにはもってこいの日になった。
今回は来日中のキアラン君も一緒だ。彼を絶対に連れて行きたかった場所、いや、彼だけではなく、できる限り多くの人に立ち寄ってほしいところ。そんな「夢みるぱさり」も今回が2回目。
希花さんは早速2羽のあひるを追いかけて庭をかけまわり、キアラン君は素晴らしい景色にうっとり、いやこういう景色は見慣れているかな。
どちらかといえば素晴らしい建物の造りに感心している。
アメリカ人もそうだが、アイルランド人も多くの人は自分たちで家を改装したり、建てたりするので、いろんな建築物、水回りなどにとても興味を示す。
泉さん自ら作ったというこの「夢みるぱさり」の全てにしばし見惚れていた。
会場になるレストラン、控え室として居させていただいた工房、ラベンダーの庭、どれをとっても天国のようだ。
それに、働いている人全てが天使のような輝きを放っている。
そんな素晴らしい場所でのコンサート。
まず、彩さんの直立不動での練りに練られた素晴らしいスピーチで始まった。
この人の眼もキラキラしている。
1部は僕と希花でいつもの感じを聴いていただき、休憩の間にも様々な企画で盛り上がり、2部からはキアラン君も交えてアイリッシュとクリスマス・ソングを。
あっという間の2時間が過ぎて、アフター・パーティ。
これまた素晴らしいとしか言いようのないお料理の数々。美味しいパン サラダ、スコーン、
チーズやジャム、カレードリア…もう少し若かったらもっと食べることが出来るのに、ってか、充分いただきました。
泉さん、大二郎さん、彩さん、剣持さん、戸矢さん(番頭さん)里さん、美味しいパンを焼いてくれた若者、みなさん本当に輝いています。心から感謝します。
実は「夢みるぱさり」はもうじき一旦お休みして、来年新たに生まれ変わるということ。そんな節目に来させていただいて、しかも僕の誕生日まで祝ってもらって、本当にここの人達は真の意味の「おもてなし」が凄い。
生まれ変わったぱさりも、いつまでも変わらない素敵なお客さん達とともに益々繁栄されることを願っています。
みなさん、本当にありがとうございました。