2017年7月1日 2日 静岡&京都

今回のこのツァーは「Gentle Wave」&「今風の中」CD発売記念。僕の故郷、静岡と第2の故郷、京都でのコンサート。

金海、進藤を招いて、いつもの内藤というフルメンバーで、ナターシャーもの、フィールドフォークもの、ブルーグラス、アイリッシュの入り乱れコンサートだ。

めぐりあいからフォギー・マウンテン・BD、間にアイリッシュでハープやコンサーティナが響き渡る。

僕ら3人のコーラスも結構決まってきたかも知れない。やっぱり音楽はアンサンブルだ。

静岡では懐かしい顔、顔、顔。高校時代に一緒にフォークソングを歌ってきた仲間、そして今でも続けている仲間、もう唄ってはいないけど、必ずお顔を見せてくれる友人、みんなに囲まれて極上の時を過ごさせていただいた。

特に僕と金海とはこの静岡出身。そして上記のように高校時代から共にフォークソングを歌ってきた者同士。そしてナターシャー時代の初期を一緒に過ごした者同士。

彼の想いも一際強いはずだ。

マンドリンにコーラスに大活躍してもらった。

そして進ちゃん(進藤)ナターシャーセブンの、僕から見れば最後のメンバーだ。

今回もドブロにギター、そしてベースにコーラス、リードボーカルと、こちらも大活躍してもらった。特に京都は彼の地元だ。

そこにナターシャーセブンを知らない内藤希花。僕は彼女を加えることに大きな意味を感じている。

こんな曲もあった、こんな歌もあった、と言いながら懐かしむもよし。ただ、僕には今が必要だ。

7月1日の静岡は、ひょっとすると少しくらいは雨が降るかもしれない予想だったが、とてもいい天気に恵まれた。しかもめちゃくちゃ暑い。

心も熱い。あたたかいおもてなしを受け、美味しいお茶もいただき、仲間たちが沢山助けてくれて本当に感謝だ。

みんなとお話していると、まるで50年の想い出が一気に押し寄せてくるようだ。

終了後も話は尽きず、そのためにもう一日必要かな、と思うくらいなのだが…。

次の日は一路京都へ。僕らの学生時代を充実したものにさせてくれた聖地「ホンキ―トンク」に向かう。京都が誇るカントリーシンガー「“ボウ”矢谷さん」のお店だ

到着寸前、それまでの好天が一気に変わり、どしゃぶりの雨。しばし車の中で雨が通り過ぎるのを待った。ホンキ―トンクの周りの景色はちっとも変っていないように感じる。

ここは間違いなく僕らの青春時代がそのまま残っているようだ。

やがて雨も止み、薄日も差すほどの天気になってきたが、さすが京都。こんなに山の中でもかなり蒸し暑い。

ここでも懐かしい顔がいっぱい集まってくれている。なので、ここも特別だ。

サウンドチェックも終わってしばらく外を見ていたら、鹿が現れた。野生の鹿だ。それも一匹や二匹ではない。子鹿たちと一緒の家族連れだ。

そんな素晴らしい光景を目の当たりにして熱い熱いコンサートも無事終了。

このメンバーでは今年10月に横浜と三島でコンサートを行うが、それからしばらくは予定していない。

またその時にも沢山の友人が助けてくれるだろう。みんながずっと変わりなく友達でいてくれることに感謝。

名前を挙げればきりがないので省略させていただいて申し訳ないのだが、僕らからみんなにお礼を言います。

金海、進藤、共に喜びや悲しみを乗り越えてきた時代からの仲間。そして、もしこの人がいなかったらこのトリオでの演奏もなかったかもしれない、という重要な位置にいる内藤。

みんなを代表して、静岡と京都の仲間たちと、遠方から足を運んでくれた人達、近いのになかなか来ることができなかったといいながら今回お顔を見せてくれた人達、すべての人に感謝します。

どうもありがとうございました。

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撮影:高見恵子