2019年12月1日(日) 西尾

何だか急に寒くなってきたここ数日。僕らは前日の11月30日に名古屋に向かった。

と云うのも、僕らの友人の一人である「杵屋喜鶴さん」のリサイタルがあったからだ。

長唄三味線という伝統の継承に努める傍ら、新たな長唄の可能性を模索している姿に感動した。

正直、邦楽は僕には難しいが常日頃からこよなく愛するトラッドとコンテンポラリーが同居する素晴らしいリサイタルであったことは確かだ。

さて、僕らのコンサートだが、アイルランドから帰ってきてずっとワールドラグビーの会場で数曲を演奏する、といったパターンであったため、フルの単独コンサートは久しぶりだった。

まず、ハープでBrink of the White Rockから関連曲のCarolan’s CupそしてDonnybrook Fair / Out on the Ocean / Fox Hunter 久しぶりに夜汽車も唄ってJoshua’s Dream その後、移民たちの悲しみを表したLonely Rockからあまり他の人の演奏で聴いたことのないバージョンのMan of the House / Ryan’s Rant これはCo.OffalyのPaddy O’Brienバージョンだ。一部の最後はMaggie West / La Coccinelleというセット。

2部はGentle Waveでスタート。

今回僕は1926年のTB-4コンバージョンを持って行ったのでちょっとだけフォギーと季節がらクリスマスメドレー。今回は特別に希花さんにギターを弾いてもらう、という無茶振りをして、Cuckooを歌い、John Seahanで有名なThe Marino Waltz、そしてTribute To Peadar O’Donnell / Each Little Thing久々にLeaving Britany / Horizontoをふたりで。

最後はLonesome Eyes / Calliope House

アンコールをいただいて、Bluemont Waltz / Contradictions / President Garfield

この会のお世話をしていただいた“てーさん”こと手嶋君、そして喜鶴さん、いつもの仲間たちに感謝。そして足を運んでいただいたみなさんに感謝いたします。

もうあと1か月足らずで今年も終わってしまいます。

どうか皆さん、良いクリスマスと素晴らしい新年をお迎えください。