2018年12月29日 静岡セレンディピティ

富士山が青空にそびえ立つカラッとした冬の一日。

街を歩くだけでも数々の想い出が蘇ってくる。

今日は岩堀君のお店セレンディピティでの誕生日イブのコンサート。

この忙しい時に沢山の人が集まってくれた。

始まりから打ち上げまで生まれ故郷でみんなと過ごした数時間。僕にとっては貴重なひと時だ。

ここにはこれからも来続けたいと思うので岩堀さんも健康にはじゅうぶん気を付けて奥さんと共に長生きしてください。

そして高校時代のフォーク仲間の三好君や富田君。長生きしていれば苦しいこともあるけどいいこともたくさんあるし、お互い元気で居よう。

今日集まっていただいた全ての人に感謝します。

 

2018年12月15日 小美玉市四季文化館みの~れ

今日も冬らしい寒さ、そして澄み渡った青空で絶好の日和となった。

きびきびした気持ちのいいスタッフに迎えられ、久々に広い会場。照明も音響もきちっとしたスタッフの元で準備万端という感じだ。

こちらの気持ちも引き締まる。

クリスマスコンサートでもあるので、久々にクリスマスメドレーもリストに加えた。久々にというか一年に一度しかやらないものなので念入りに確認。

お客さんもほとんど初めての方々なのでダニーボーイや庭の千草も少しだけ交えてみたし、

色々とリストに入っていない曲も突然やってみたりしたが、照明の赤木さんにも音響の櫻井さんにも素早く対応していただいてこちらも楽な気持ちで演奏することができた。

大きなステージだったが、比較的気楽に出来たのは彼等スタッフのおかげかもしれない。

最初の曲Si Bheag Si MhorからアンコールのCalliope House まで皆さんに楽しんでもらえたかと思います。

山口館長をはじめ、制作の山本さん、窓口になっていただいた岡田さん、そしてサンタ帽をかぶった全てのスタッフのみなさん、温かいおもてなしを本当に感謝しております。

きっかけを作っていただいた永井さんにも感謝です。

どうか皆さん、そして今日、足を運んで頂いた皆さんが健康でまた新しい年をお迎えになられるように。

また皆さんにお会い出来たら嬉しいです。

 

2018年12月12日 洗足

 

お馴染み、プリマ芸術工房での3人そろっての会。

さすがに12月らしい冷たい風が吹く寒い日に多くの人が駆けつけてくれた。

今回はレコーディングがメインだったアレックのラストギグ。

ネクタイなんか締めて、ジャケットまできちっと着て、足元は例のサンダル、といういでたち。

今回の曲目表を掲載しておきます。

こうしてみるとだんだん形になってきたことが良く分かる。

あくまでもプランだったので、実際はDarlin Coreyの前に一節だけDark Hollowも唄ったし、2部では初めてアレックがDeep Elm Bluesを歌った。僕は散々グレイトフル・デッドで聴いたことのある曲だった。Harp SoloはConcertina Solo(Lament for Limerick / Each Little Thing)に変更。そしてLeaving Britanyの後でMartin Wyne’s / 10LB Floatを挿入。最後はAshokan FarewellからCoccinelleに急遽変更。

集まっていただいた皆さん、年末も近づいている中、本当にありがとうございました。

Farewell to Trion

Crabs in The Skillet / The Cock and The Hen

Darlin’ Corey

Night in That Land

Fusco

Alec Song

The Green Fields of Glentown / Jerusalem Ridge

Margaret / Amelia’s

 

Lonesome Jig / Fraher’s

Chanters Song / The Tempest / The Old Bush

Harp solo

Alec Song

Tribute to Peader O’Donelle

Leaving Britany

Coleman’s March / Big Country / Johnson Boys

 

Planxty Dermot Grogan / Coccinelle

 

 

2018年12月9日(日)溝の口バードランド

 

アレックとの3人のラフな音楽会を急遽やらせてもらうことにした。

本当にラフで曲順も決めずに思いついたものをやっていくという風にしたが、来年発売になるCDからの選曲をメインに15~6曲、それと沢山おしゃべりしてゆったりとした日曜日を過ごさせていただいた。

終了後に美味しいケーキとコーヒーをいただいたので、その勢いで次から次へと歌と演奏を個人的に楽しんでしまった。

外はやっぱり12月。かなり寒いようだったが皆さん温かい気持ちになれたでしょうか。

もう今年もあと少し。集まっていただいたみなさんに感謝です。

藤森さんも、いつもいつも無理を承知で快く受けてくださり、有難うございます。

 

2018年12月7日 カリフォルニア ベイビー 函館

前回この地を訪れたのは2013年だったので、約5年ぶりかな。確か4月の終わりから5月にかけて、とてもいい季節だった。

今回は雪ということも承知の上だったが、どうも今年は冬の来るのが遅いらしい。

ま、それはそれでフライトにも影響はないだろうし、と考えながら、やっぱりそこそこちゃんとした上着を着ていかなくちゃ、と、なんか冬は荷物もパンパンになってしまう。

今回は函館だけだったが、その内容は実に濃い。

カリフォルニア ベイビーの柴田さんが希花さんとずっとフェイスブックで繋がってくれていて彼の人柄に惚れ込んでいたところに、「是非ここで」と打診をうけ、二つ返事で決まってしまった。

そういえば、初めてお会いした時も、美味しいお寿司という言葉にひかれて二つ返事で付いていったなぁ。

今回は僕と希花とアレックの3人。

始まる前から懐かしいお顔をいっぱい見ることができた。40年以上も前、函館労音でお世話になった方も来てくれたし、前回の函館でお世話になった方も、ずっとナターシャーセブンを愛してくれた音楽好きの方達も、もちろん柴田さんも含めて。

そんな中で気持ち的にも暖かい音楽を演奏することができたと思う。

雪が降るのが遅かったこの町も、僕らが着いた晩からすっかり真っ白になっていた。

でもやっぱりカリフォルニア ベイビーの中は熱気がムンムン。

終了後もみんなで沢山唄って楽しい思いをさせていただいた。

最後に柴田さんとのデュエットで「天国のバラ」

本当はもっともっとゆっくりしたかったが、降り積もってゆく雪のことも心配だし、みんな歳だし、10時過ぎにお店を出ると辺り一面真っ白。

この景色には慣れていないアレックはさすがに靴を履いてきた(いつものサンダルではなかった)ので良かったが、足元がおぼつかないようだった。確かに全て雪に覆い尽くされてしまったので、どこがなんやらさっぱりわからない。

希花さんは懐かしい雪景色に終始うっとり。ここが故郷ともいえる彼女にとってはそれだけではない。バイオリンを始めた土地でもあるのだ。

そして今年、アイルランド滞在中に聞かされた恩師の訃報。そんなこともあって今回は彼女にとっても特別の函館なのだ。

僕にとってもむかしから最も好きな街だったので、こうして柴田さんとめぐり会えたことやこの地に住む仲間たちと再会できたこと、そしてまた新しい友達が出来たこと、本当に嬉しいことばかりだ。

みなさん、本当にありがとう。暖かい皆さんのお気持ちは決して忘れません。

どうかカリフォルニア ベイビーと皆さんがいつまでもお元気でありますように!

2018年11月18日(日) 北本市アコースティック・ライヴ

去年に続き2回目。代表者である奥田氏からまたお話をいただいた。奥田さんは前回も感じたことだが、とても人当たりのいい、みんなのことを気遣ってくれる人だ。

今回も忙しそうに走り回っていた。

僕は今回彼と数曲唄おうかと考えた。

ほとんど同じ世代と言える彼は、PP&Mスタイルのバンドをやりながら様々な人達のサポートもしている。

今回は500マイルとI Shall Be Releasedの2曲を選んだが、次の機会があれば少しは打ち合わせもして3~4曲やりたいな、とも思う。

そう言えば彼のブルーグラスバンドではバンジョーを弾かせていただいた。

彼のギブソンRB250、少し弦高を上げたほうがいいかもしれないけど、いい音でした。

マンドリンの女性も頑張ってDay Break In Dixieを弾いていただきました。いい感じでした。ボーカルの方も自然な声でコーラスも決まっていて、何と「天国の岸辺」を一緒に歌いました。

僕も低音でリードする部分があり、責任重大。でもなんか上手くいったみたい。奥田さんと皆さんのおかげです。

そして、僕らはオールドタイムの名曲Farewell to Trionからスタートして、45分ほど。

最後はほとんどステージではやったことのないContradictionなんかをやりました。

そして、奥田さんを呼び込んでDown By The Sally Gardens、突然呼び出してすみません。

また一緒にやりましょう。

奥田さんの周りの方達もみんないい感じで、お会いするのが嬉しくなります。

これからも唄い続けてください。

いい一日を有難うございました。

ところで、去年は僕ら、アイルランドから帰ったばかりで、しかも台風が来ていましたね。

今回はなんか気持ちのいい天気でした。

みなさん、どうも有難う。

2018年9月24日(月)軽井沢 キャボットコーヴ

ニューイングランド地方の風景をモチーフにした素敵なお店、キャボットコーヴの10周年記念ということで、森の中で演奏させていただいた。

気持ちのいい空間で、優しさあふれる出口さん夫妻が、恐らく商売抜きにしてみなさんに楽しんでもらおう、と企画していただいた今回の会。

幸い天気にも恵まれて、僕らも充分楽しむことが出来ました。

森の中、マイクロフォンもなしに、みなさんのお食事のお供、というコンセプトなので、出来る限りスローな曲や、美しいメロディの曲、そしてワルツなどをメインにして1時間を2回に分けて演奏させていただいた。

津軽三味線風バンジョーも木々の間を抜けて行ったし、こういう場所ではやっぱりハープが格別かもしれない。

お店の中には沢山のクラフト品や書物が並んでいた。

アーミッシュに関する本も多くあったりして、久々に楽しむことが出来た。

フランキーとパディとのツァー中、馬車に乗ってゆっくりと移動するアーミッシュの夫婦を見て感動したものだ。

そして同じ道を今度はヘルス・エンジェルスが隊列を組んで走り去っていった。

そんなことを想い出しながら本のページをめくった。

出口さん、素敵な想い出を有難うございました。

お店も今と変わらず、出来る限り長く続けていってください。

集まっていただいたみなさんもとても楽しそうなお顔をしていたので、きっといい一日になったかと思います。

またいつか寄らせていただきたいと思います。

2018年9月22日(土)溝の口バードランド

きょうは希花さんの?回目の誕生日であって、また、アイルランドからの帰国第一声を発するコンサートだ。

昨日の雨もあがり、くもり空のスタート。

まだ時差ボケが少し残っているとは思う。それでも昨夜はそこそこ眠れた感覚がある。

時差ボケも歳と共に出方が変わってくる。一日目は相当疲れていて良く眠れ、2日目はあらぬ時間に眼がさめ、3日目は良く眠れ、安心していると4日目くらいからまた襲ってくる。

してみると今晩あたりが…等と思っているうちにバードランドに到着。

藤森さんも健康そうに体重を落としている。

今日はアイルランドでのお話をメインにすることにして、Loftus JonesからリールでDawn

これでスタート。

アイルランドでも人気の高かったAmelia’s waltz、そしてTony O’Connellとよく一緒に演奏したKitty O’Neill’s Champion Jigやアイルランド人がアイルランドの曲と知らずに、いい日本のメロディがある、と言っていたPretty Girl Milking Her Cowなどを演奏。

Brink of White Rockなども演奏して、Each Little Thingで休憩。

2部ではクローハンマーのバンジョーを聴いてもらった。

因みにそろそろクローハンマー・スタイルのワークショップを始めようかな、と思っている。

Dear Irish BoyやMan of the Houseのパディ・オブライエン・バージョンのセットやLa PartidaそしてCrabs in Skilletのセットなどもあり、ブルージュでの想い出からDutchmanを唄って、Dorogheda BayとMiller of Droghanのセットを演奏。

Planxty Fanny PowerとGive Me Your Handのセットで終了。

全体で2時間ほどお話がメインではあったが、僕らにしてみてはあっという間に終わったような感覚だった。

最後に?回目の誕生日ケーキをいただいて、その頃、外はきれいな青空。

気持ちのいい一日だった。

藤森さんのバードランドに感謝。そして帰国第一回目と?回目の誕生日に参加していただいた皆さんに感謝いたします。

2018年7月1日(日)夢みるぱさり w/Alec Brown

暑い。ひたすら暑い。よくもこんないい天気になったものだ、と思うくらいのどこまでも青い空。

ラベンダーの咲き乱れる夢みるぱさり。

キアラン君に引き続き、今回はアレックを連れて、この天国のような場所を訪れた。

やっぱり絶対に紹介したい、泉さん、ダイジロさん、番頭さんをはじめ、ここで働いている温かい人達。

その全てが誇りを持って紹介できる。こんなに素晴らしいことはなかなかないだろう。

そして、彼にも日本で最後の演奏にもってこいの場所だったに違いない。

満員のお客さんの中にも初めての人が数人いたが、帰るころにはみんな笑顔で…もちろんこの場所のすばらしさもあろうが、僕らの演奏にも一様に感激してくれたようだ。

ダイジロさんと彼の仲間の「谷間の虹」もいい感じだった。

素敵な歌と演奏、有難うございました。

最後のAshokan Farewellまで聴いていただいた皆さん、どうも有難うございました。

そして、このアレックとのツァーに多大なお力を貸していただいた各地の皆さん、どうも有難う。

もう1ヶ月近く、様々な方にお世話になりました。

そして、今日、この夢みるぱさりを最後にして彼もアイルランドに戻ります。

彼からも「皆さんに感謝しています」という言葉を預かっています。

何度言っても足りません。本当に本当にありがとうございます。

2018年6月30日(土)東京 w/Alec Brown&Ciaran Somers

今回はちょっと変わった場所。チェーンのお寿司屋さんの2階の貸しスペースだ。

このところめっちゃいい天気。しかも連日30℃以上。

都会の照り返しのことを考えると37~8℃はありそうだ。

どこか中東のアブダビあたりを想い出させる。

日本はこんなんでいいんだろうか?

お寿司屋さんの2階ということで、お酢や魚の匂いが少しするが、なかなかいいスペースだ。

ちょうど、ホリディで来日中のキアラン君も交ぜて4人で、というシーンも設けた。

久々に聴く彼のフルートはやっぱり力強い。

アレックとはもうかなりセットも決まって充実してきたので、今回は2部の最初にまず、キアラン君と僕とでEaster Snow / Bird in the Bushのセットをやり、希花さんを加えてWillie Coleman / John Bradyのセット。アレックを呼んで、Martin Wayne’s / 10LB Floatのちょっと落ち着いたセットをやり、一旦3人に戻って、アンコールでまたキアラン君と演奏した。

今回の立役者は何といってもこの日の為に会場の下見まで行ってくれたサウンドエンジニアの横澤さんだ。

本当はアコースティックでもいいかと思っていたくらいだが、お客さんの数も徐々に増えてきたので少しだけマイクロフォンの助けを借りることにしていた。

が、しかし、やはりある程度の音で、という希望が湧いてきて、横澤さんに目いっぱい働いてもらってしまった。

彼に感謝。

そしてそんな状況を作っていただいた皆さんに感謝です。

どうもありがとうございました。