2020年3月8日(日)鶴ヶ峰 陽の当たる道

約1年ぶりの犬飼夫妻のお店。前日のバードランドに引き続き、いろいろ悩んだ末に開催を決めさせていただいた。

美味しいコーヒーをいただいて、いい音楽を聴いて、少しでも気持ちを楽に持ってほしい、というコンセプトで、今日は正直、少し湿気があった方がいいなぁと思っていたら案の定、朝から雨。

カンカンに乾燥しているよりもその方がいいかもしれない、という願いが通じたようだ。

バードランドも少しどんよりしていたし、僕はひょっとすると晴れさせることも、雨を降らすこともできるのかもしれない…なぁ~んちゃって。

そこで今日の1曲目はBoth Sides Nowそのまま朝の雨。背後からドンべさんだろうか(或いはワンさんだろうか)のハイパートが聞こえてきて気持ちがいい。

そのままいろんな曲を演奏して野ばらと鳩を歌ったりして、ちょっと空気の入れ替え。

2部はやはりバンジョーでスタート。予定には全くなかったFoggy Mt.BDもあり、The Girl at Martinfieldもあり、結構前日とは違うセットを演奏した。

最後はワンさん、ドンべさんにも積極的に参加していただいての「谷間の虹」

終わってからは少しだけ皆さんと歓談。

いつもなら打ち上げをして皆さんとゆっくりお話するのだが、今回は早めにお開きにすることにした。

外に出ると雨は上がっていた。

こうして楽器を積むときには雨が上がっている、という状況にも何度も出会ったことがある。

これはもう僕だけの思いではなく、皆さんの心の力にも助けられているのかもしれない。

大変な時に足を運んでいただいて、素敵な笑顔を見せていただいた皆さんに感謝します。

それと犬飼夫妻、本当に有難うございます。

また近々、みんなで元気にお会いしましょう。

楽しみにしています。

2020年3月7日(土)溝の口バードランド

今、世の中は大変なことになっているが、小さな規模で、みんな知っている信頼できる人が集まってくれる、というので、やっぱり行かせていただくことにした。

大体1時間半ほど。休憩中に空気調整をして、楽しい時間をゆったりと過ごせばそれなりに価値のある一日になるだろう。

今日は久々にInisheerからBrendan McMahon / Morning Star / Harvest Moonというセットで入ってみた。

そしてあまりやらないジグのセット。Cat’s Meow / Pull the Knife and Stick it Again / Connaughtman’s Ramble それからリクエストのあったLittle Bird / Gort Na Monaなどをやって、新しいセットにも挑戦。

Pernod /Muireann のジョニー・カニンガムからナイル・バレリーの曲。

プラスいくつかの曲で40分ほど。そして空気を入れ替えることにして、数人は外で僕と立ち話。マレカさんは中で数人と座り話。

15分ほど空気を入れ替えて2部に突入。

これも久しぶりにFlint Hill Specialを弾いてみた。例の26年製ボールベアリングだ。

後、Stony Point 別名Pig Town Flingをやって「春よ来い」なんかもやって、藤森さんからリクエストのあったHorizontoもやったりMarinoでほっこりしてもらったり。

こんな時なので、綺麗な良い音楽を聴いていただくことに専念し、自分なりの健康維持の話や、もっと専門的な話も希花さんにやってもらって、僕らとしては良い時間を過ごすことができたようだけど、皆さんはどうだったろうか。

でもお帰りの際はみんな本当に良い笑顔で出ていかれたので、そのままこのご時世を乗り越えてまたその笑顔を見せて欲しいと願うばかりだ。

藤森さん、いつもありがとう。

そして何よりも素敵な笑顔を見せていただいたみなさんに感謝します。

どうもありがとう。

 

 

2020年2月8日(土)中目黒GTプラザホール

70歳のバースデイコンサート。

心配していた雪も降らず、快晴の一日。但し寒い。本当に寒い。

それでも集まっていただいた多くのみなさんのおかげでとても温かい気持ちになれました。

少し詳しくコラムの方にも書いたので、こちらでは無事終了したことのお知らせとお礼まで。

それと記念CDのご注文は以後10stringsの方で受け付けますので、また詳細を近々お知らせいたします。

ジャケット写真はなかなか見ものです。いつものように希花さんのデザイン。そこに強力な助っ人、福嶋さんが見事なものを作り上げてくれました。

ライブでお配りした巾着は1985年2月5日のコンサートで皆さんにお渡ししたWINDⅡ渾身の記念品復刻版です。実は僕、今でもその時のものをピック入れに使っています。

参加してくれた金海君は、ナターシャーセブン最初のレコーディングで使用したマンドリンを持ってきてくれました。僕がヘッドにものの見事にGIBSONと書いたもの。

こんなに上手に書けていたんだ!と唯々驚くばかり。

それだけではなく久々にコーラスにも参加してくれました。

進ちゃんは相変わらず素晴らしいドブロプレイを聴かせてくれて、満面の笑顔でいい歌声を披露してくれました。

希花さんも大爆発チューンからしっとりとした曲まで、ここ10年のデュオの最高のプレイを聴かせてくれました。

それもこれも全てこのコンサートの企画に携わって頂いた方達のおかげです。

そして、集まっていただいた皆さんのおかげです。

本当に記念すべき良い一日を有難う。

 

 

2020年1月18日(土)サウンドタム 1月19日(日)スペース結

 

サウンドタム。2011年11月に初めてここで演奏させていただいてからもう9年にもなろうとしている。

そして最初のアルバム「Keep Her Lit!」もここでそれより前に録音させていただいた。

そんなこともあり、今回はそのアルバムから多くの曲を演奏させていただいた。

朝から東京もみぞれ交じりの天気。ここも外は津々と冷えていたが皆さんのお顔はにこやかで温かかった。

Far Away WaltzのセットもMaids of Selmaのセットも、The Girl who Broke my Heartのセットも夜汽車も久しぶり。

相変わらずこちらが委縮してしまうほどのいいサウンドが部屋いっぱいに流れている。

しっとりとBoth Sides Nowで締めくくるまでずっと心地よい音を、僕たちも楽しませて頂いた。

寒い中、足を運んでいただいた皆さん、そしてタムちゃん、夏子さん、お手伝いの田村さん、

どうも有難うございました。

 

次の日は久保田夫妻のスペース結。

ここはアコースティックの音が素晴らしいところ。

ここにはもうなんと11回も来させていただいている。今回で12回目だ。

ちょっといつもとセットを入れ替えたりして初めてみた。

久しぶりにElenor PlunkettからMaids of Selmaそしていつもは別な曲を挟むが、この日はMouse in the Kitchenに行ってみた。

次のTwo Days to Go のセットはBeaujolais in Bostonを挿入することに急遽決めたが、こういうことも9年も一緒にやっていると即決できるのでいいものだ。

お客さんの中に、先日の台風、大雨かな?で大きな被害を被った京都産業大ブルーリッジの後輩、川俣君が来てくれていた。

さぞ大変だったろうに元気なお顔が見れて本当に良かった。

彼以外にもこの辺には被害に遭った方が沢山いただろう。みんなが元気で居てくれればそれが一番いいことだ。

久保田さん夫妻の熱いおもてなしで終了後もすっかりいい気持ちになれました。有難うございました。

そして、集まっていただいた皆さんに感謝いたします。

 

2019年12月27,29,30日 with Ciaran Somers

短い冬休みを取れたキアラン君がやってきた。

27日はまだ時差ボケも抜けきれないまま、東京で小さな会。もうそろそろ仕事納めも近づいてみんななかなか時間が取れない中、集まっていただいた皆さんにアイルランドの紅茶と美味しいお菓子を楽しんでいただいての2時間ほど。

彼との演奏もほとんどリハーサルなどしていなかったが、結構決まってきたようだ。

でも、久しぶりだったのでアンテナを強く張って合わせることをこころがけた。

相変わらず力強い演奏だ。面白いキャラクターも健在。

28日は静岡に出向き、僕の高校時代の友人たちとの交流。美味しいお酒を呑んでゆっくりしてもらう。

しかし、そのお店は限りなく新鮮なお刺身と静岡おでんが美味しく食べられるお店。

キアラン君はそれらのものが全くダメ。もう15回も日本に来ているのに…プンプン。

なにはともあれ、お酒は美味しかったようだ。

29日が本番。

岩堀さんのお店「セレンディピティ」だ。

沢山の高校時代からの仲間も、ここで知り合った人たちもお店は溢れんばかりのにぎわいでまたまた盛り上がった。

そして恒例の誕生日コンサートの30日。

都雅都雅での音楽会。

Maggie West / Both Sides Now / 朝の雨、なんていう始まりでこの日もキアラン君と共に。

そして最近よくやっているのが1964年のフォギーマウンテン・ボーイズのカーネギー・ホールのコンサートに於けるFiddle & Banjo

これは明らかにアイリッシュチューンのPig Town Flingだが、ブルーグラスではStony Pointと呼ばれている。

これはごく最近フィドラーのマイケル・クリーブランドが僕と同じことを解説して演奏している映像を見つけたのでもう一度演奏し出したのだ。

2011年1月8日に希花さんと初めてデュオでスタートした時に解説と共に演奏した。

僕にとってはひとつのバイブルといえる演奏だ。

アイリッシュに於いてもブルーグラスに於いても自分のバイブルみたいなものはいつまでも胸の中に残しておきたいものだ。

キアラン君の演奏からも彼の本物の音楽思考がビシビシと伝わってくるので、なおさら彼の演奏が力強く迫ってくるのだろう。

彼はもうすぐ帰っていくが、少なくともまた来年の夏は一緒に暮らす。

そうして本物のアイリッシュミュージックと、彼らの生活の中に入っていくことができるだろう。

今年も終わってしまいます。

皆さん有難う。本当に有難う。

素晴らしい2020年を迎えてください。

驚きの誕生日ケーキ。ありがとう。IMG_6797

 

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2019年12月8日(日) 夢みるぱさり

昨日の寒々とした雨はすっかり遠くへいってしまい、抜けるような青空に恵まれた朝。

一路、夢のような「ぱさり」に向かう。

途中、富士山がくっきりと青空の中にそびえ立っているのが見えた。やっぱり富士山って大きいんだなぁ。

そして「ぱさり」は今日も変わらず、富士山と同じくらい美しく輝いている。

大二郎さん、泉さん、彩さん、番頭さん、みんなも輝いている。

集まってくれたお客さんも輝いている。

今日の1曲目はBoth Sides Now そしてそのまま「朝の雨」こんな始まり方も珍しいんじゃないかな。それから徐々にアイリッシュのペースに入ってゆく。

1部を40分ほどで終え、2部のあたまに大二郎さんのバンジョーと歌で「青春のうた」

彼の様々な思いが歌と共に聞こえてくるようだ。

ハープやコンサーティナ、そしてバンジョーも駆使していろんな曲を、そして今日は久しぶりの曲もずいぶんやった。

最近はもうアイリッシュというカテゴリーを越えた自分たちの音楽というものになってきているような、そんな気がする。

集まっていただいた方達にも喜んでいただけたと思う。

終了後は美味しいお料理をいただいて3時間ほどおしゃべりして、ぱさりのみなさんのそれぞれの生き方のお話を聞かせていただいて、またいつものように感動してしまった。

とちゅうから彩さんのご主人も現れて、散々忙しかったはずなのにまたここでも一生懸命動き回ってくれていた。

初めての出会いからもずいぶん時が経ったけど、みんなずっと変わらない情熱を持ち続けて輝いている。

これからもずっとお付き合いしていただきたい人達だ。

そして今日お集まりいただいた皆様、全ての方に感謝いたします。

どうかよいクリスマス、そして素晴らしい新年を迎えてください。

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2019年12月1日(日) 西尾

何だか急に寒くなってきたここ数日。僕らは前日の11月30日に名古屋に向かった。

と云うのも、僕らの友人の一人である「杵屋喜鶴さん」のリサイタルがあったからだ。

長唄三味線という伝統の継承に努める傍ら、新たな長唄の可能性を模索している姿に感動した。

正直、邦楽は僕には難しいが常日頃からこよなく愛するトラッドとコンテンポラリーが同居する素晴らしいリサイタルであったことは確かだ。

さて、僕らのコンサートだが、アイルランドから帰ってきてずっとワールドラグビーの会場で数曲を演奏する、といったパターンであったため、フルの単独コンサートは久しぶりだった。

まず、ハープでBrink of the White Rockから関連曲のCarolan’s CupそしてDonnybrook Fair / Out on the Ocean / Fox Hunter 久しぶりに夜汽車も唄ってJoshua’s Dream その後、移民たちの悲しみを表したLonely Rockからあまり他の人の演奏で聴いたことのないバージョンのMan of the House / Ryan’s Rant これはCo.OffalyのPaddy O’Brienバージョンだ。一部の最後はMaggie West / La Coccinelleというセット。

2部はGentle Waveでスタート。

今回僕は1926年のTB-4コンバージョンを持って行ったのでちょっとだけフォギーと季節がらクリスマスメドレー。今回は特別に希花さんにギターを弾いてもらう、という無茶振りをして、Cuckooを歌い、John Seahanで有名なThe Marino Waltz、そしてTribute To Peadar O’Donnell / Each Little Thing久々にLeaving Britany / Horizontoをふたりで。

最後はLonesome Eyes / Calliope House

アンコールをいただいて、Bluemont Waltz / Contradictions / President Garfield

この会のお世話をしていただいた“てーさん”こと手嶋君、そして喜鶴さん、いつもの仲間たちに感謝。そして足を運んでいただいたみなさんに感謝いたします。

もうあと1か月足らずで今年も終わってしまいます。

どうか皆さん、良いクリスマスと素晴らしい新年をお迎えください。

 

Jody’s Heaven 2019 Nov.

 

関西でのJody’s そして東京でのJackとの小さな会とセッション、無事終了いたしました。

東京ではDale Russの代役として希花がフィドルを担当しました。

もう、アイルランドでもアンドリューやアイリーン・オブライエン、マット・クラニッチという名うてのミュージシャンにその存在を高く評価されているだけに、それはそれでジャックも充分楽しめたようでした。

セッションでも6人ほどのいいミュージシャンが集まってくれて彼は大層喜んでいました。

みんな有難う。

そして何といっても今回、関西方面で大きな力を貸してくれたジェイと郷子さん、そして僕の昔からの友人達。本当に有難う。

書くことは多くはないが、バンド結成の96年か97年ころからは3人共歳がいったなぁ。

いろんなことを噛みしめながら過ごした1週間でした。

足を運んでいただいた皆さんに感謝します。

そして京都の紅葉は美しかった。それはそれで僕も大満足でした。

2019年7月19日(金)函館

ここのところ東京も随分涼しい日が続いていたが、やっぱり北海道。近年は恐ろしく暑い日があったりする、ということもあるらしいが、今回はひんやりしていた。

7か月ぶりの函館。前回は真っ白な雪に覆われていた。今回は…函館山が霧に覆われていた。

前回お世話になったカリフォルニア・ベイビーの柴田さん、そしてバイタリティー溢れる女性、米田さんが力を貸してくれて「はなび」という素敵なお店でのライブ。

彼等が頑張って多くの人を集めていただいたせいか、満員御礼。皆さんの熱い心が始まる前からこちらにも届いていた。

Si Bheag Si Mhorから入り、急に希花さんがHandsome Young MaidenのセットとFox をやろうと言い出した。

ここ数ヶ月弾いているのを聴いたことが無い曲だ。よくスラスラと弾けるものだ。

そんな感じで始まったらもうこっちのペース。リクエストのあったMountains of Pomeroyやサリーガーデン、Foggyなんかも飛び出した。皆さんも一緒に唄ってくれたり、拍手喝采の場面があったりで大盛り上がり。

今回の新しい試みはKrieslerの Plaeludium and Allegroをギターの伴奏で希花さんが本格的に弾くというものだった。途中からアイリッシュ・チューンMaster Crowleyのセットに持って行くものだが…。

何といってもこの函館でバイオリンと出会った、と言っても過言ではない希花さん。

この楽器の真の楽しさを教えてくれた先生に出会えたのもこの函館。

本当の意味での故郷と言えるかもしれない。転勤族の娘だったので故郷という概念は薄いが、やはり強いて言うならばここ函館だろう。

僕もナターシャー時代から大好きで良く訪れた街だ。

ちょうどサンフランシスコのような坂があって、大都会でもなくサイズもいい感じで、この街が大好きだった。

また、本当に長年の友のような気がする柴田さんとも一緒に1曲歌った。

そしてJewish Reel で大盛り上がり。最後はみんなと一緒に「別れの唄」

皆さんの温かい心、そしてにこやかなお顔がこの街の素晴らしさを表しているようだった。

今回、少し時間を取って函館山にロープウエイで登ったり(霧で真っ白だった)トラピスト修道院へ行ったり、ラッキー・ピエロに行ったり、勿論カリフォルニア・ベイビーのコーヒーショップ版、オリエンタル・キッチンに行ったり、米田さんの美味しいコーヒーをいただきにいったり、昔からの友人(労音のメンバーだった)の経営する美味しい日本酒のお店に行ったり、良い思いを一杯させていただいた。

柴田さん、米田さん、そしてお仲間の皆さん本当に有難う。

それでは僕等、すぐにアイルランドに旅立ちます。

みなさん、どうかお元気で。そして是非またお会いしましょう。

足を運んでいただいた皆さんにも感謝いたします。

2019年6月30日 夢みるパサリ

 

一年も半分過ぎてしまう6月の最終日。日本全国雨模様という天気予報だったが、どうしてどうして、朝から全く降っていない。曇ってはいるが…。

そして道中も時折陽が差すくらいの安定した天候だ。

例によってパサリの素晴らしい庭が見えてきた。ラベンダーが咲き乱れる庭だ。

こんな日もいい。もしカンカン照りだったら散歩するのはしんどかったかもしれない。

それにしても美しい場所だ。

今日も黒澤大二郎さんと泉さん、彩さんと彩さんのご主人、ゆーじ君(どう書くのか訊かなかった。失礼)それに番頭さん(戸矢さん)みんな輝いている。

続々と来てくれるお客さんもみんなそれぞれに輝いている。

そんな彼らのお顔を見ると、ここはひょっとして土砂降りでもいいような気がするが、取りあえず晴れて良かった。

久々の二人だけの演奏。それはそれでもう10年近くもやってきているし、ここではアイルランドでの演奏のように、自分たちの音楽を自然に演奏することでみんなが喜んでくれるので僕らもうれしい。

最初はバンジョーとフィドルで始めて徐々にアイリッシュに突入。

いろんな話をして、みんなと唄ったりしてあっという間に2時間越えてしまう。

演奏する曲を選ぶのは大変だ。あれもこれもあったなぁ、といつも後で思ってしまうが、実際にみんなが聴いて、面白いとか美しいとか、かっこいいとか、そういうものがやっぱり必要だ。あまり渋すぎてもいけないし。

今回新しいものとしてはPolly Put the Kettle On をバンジョーとフィドルで演奏した。

これはナターシャーセブンが「やかんを持ってきて~♪(だったかな)」と唄ったあの歌の別バージョンだ。ColumnのIrish Musicその149に詳しく書いた。

締めくくりは大二郎さんの唄とバンジョーでMy Rambling Boyを一緒に。

コンサートもみなさんのおかげで無事終了し、また美味しい食事をいただいて話が弾んでしまった。

様々な観点から音楽について、また、これからのパサリについて、話は止まるところを知らない。

とに角素敵な人達だ。最初にお会いした時、泉さんが言っていた「分かち合い」という言葉を今回も聞かせていただいて、ずっと変わらぬ姿勢で頑張ってきている姿にたくましさと美しさをまた感じてしまった。

みなさん、これからもゆったりとご自身のペースで続けていってください。

僕等も皆さんを見習って進んでいきます。

集まっていただいた皆さんにも感謝いたします。どうもありがとう。

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