2019年6月12日~23日 Just A Hunch リリース・ツアー

 

梅雨に入ったのか入っていないのか、はたまた夏がきてしまったのか、もう秋が来たのかよくわからない日々が続く中、アレックがアイルランドから時間通り到着。

早速、希花さんがメインの「ワールドラグビーまであと100日」というイベントで演奏。

「内藤希花バンド」という吉本興業みたいな名前で5曲ほど。アレック、さぞ眠たかったろうに。

そして、次の日は定休日なのにお店を開けてくれた藤森さん。そう、バードランドでの演奏。

とはいえどもどちらかというとアレックの「ウェルカムバックパーティ」こちらもリハーサルになるし、お茶を飲みながらのラフな会で、またまた眠たいながらも演奏させられたアレック。

次の日から本格的にツアー始動。

まず、14日(金)越谷のおーるどタイムに出掛ける。いつもの椋野さん夫妻のお店だ。

15日(土)は安中のサウンドタム。タムちゃんのレコーディングスタジオでのライブ。

16日(日)は以前から希花さんが気になっていた神奈川の大倉山記念館。

17日(月)はアルマジロ君のいる修善寺でお休み。修善寺を散策。

18日(火)にはいつものてーさんが西尾で開催してくれた。アイルランドで一命をとりとめた「ひろし君」も駆けつけてくれた。

19日(水)は大阪へ移動。友人宅でゆっくりさせてもらい、梅田の「ザ・大阪」とでもいえる場所でお好み焼きを堪能。

20日(木)は徳島のとらちゃんのお店、寅屋での演奏。

21日(金)の兵庫県ではまず「リンゴの木」というすばらしいカフェでの緑に囲まれた演奏をお昼に。そして夜は西海さんの「ツリートップ」昼、夜ともに今富君にお世話になっての会。

22日(土)奈良パパ・ド・ウルス丘の上食堂。ここの絶品お料理を食べたくて栄くんにお願いしての会。

23日(日)は京都細見美術館茶室古香庵の吉川さんを、古い友人の猪間君に紹介していただいての会。いつものてっつんが苦労してサウンドを創り上げてくれて大満足。

ここまで、コンサートや移動に影響のあるような雨は一切なかったことに晴れ男またまた大満足。

多くの方にお世話になりました。敢えてお名前はここに書きませんが、いつもいつも支えてくれて有難う。そして沢山の方たちが聴きに来てくれました。本当にありがとうございます。

そして、またしても「風の音が聴こえてきた」というコメントをいただきました。

このツアーで演奏した曲の基本的なものを掲載しておきます。

 

Farewell to Trion , Man of the House / Ormond sound , Lonesome Jig / Fraher’s

The Night in that Land , Fusco , Martin Wyne’s / 10 LB Float , Lost Lula , Cucoo ,

Sally in the Garden / Darlin’Corey , Green Fields of Glentown / Jerusalem Ridge

Crabs in the Skillet / Cock and the Hen , Tribute to Peader O’Donnell /Each Little Thing

Margaret’s / Amelia’s , Leaving Brittany / Horizonto , Coleman’s March / Big Country / Johnson Boys , Ashokan Farewell / Coccinelle , Jewish Reel ,

Chanter’s Song /Tempest / Old Bush , Be My Husband ,Calliope House , Cowboy Jig

(Random Order)(順不同)

 

2019年6月1日 修善寺

快晴。しかしこの時期なのに東京と違って爽やかな風が心地よい。どれだけ緑やせせらぎが大切かということが良く分かる。

今日も川のほとりでのコンサート。

始まった時にはまだ明るくて、終わった時には陽が暮れている、という絶景が大きな窓から見える素晴らしいロケイションだ。

音楽が自然の恵みから生まれた、と云ことを感じさせられる。

というような理屈はともかく、今日もColeman’s Marchからスタート。

例によって初めての人も結構居たので、1部は分かり易いセットで進めていく。

ハープの音色はここにピッタリ。

2部ではここ、修善寺でコーヒー店を営むDr,コト―さんに登場してもらい、Kate Wolfで有名なAcross the Great Divideを一緒に唄っていただいた。

リハーサルでちょっと試したら、コーヒーを淹れながらコト―さんが軽く唄っていたので、こりゃいいや、と思ったのだ。

そしてKeeping the Cats Happyなどを演奏して終わり近くにやっぱり「川のほとり」をみんなで唄ってもらった。

修善寺ではブレンダン・ベグリーもアレックもしばらくステイさせてもらい、緑の中を散歩させてもらったり、蛍を見に行ったり、そして僕らも桜や紅葉を楽しませていただいたり、と、良い想い出を作らせてもらっている。

いつもコンサートでは最高の音作りをヘルプしてくれる櫻井航くん、美味しいコーヒーを会場で淹れてくれるDr.コト―さん、写真を撮影してくれる福嶋さん(彼にはCD制作時からお世話になっている)お客さんとして来ながら準備から後片付けまで手伝ってくれる人達、それはそれは有難い限りだ。

そして、ひたすら音楽会を主催してくれるアルマジロ君といくさん。

そんな人たちに囲まれていい音楽会になったような気がする。

またしても、初めて聴いた方から「景色が見える演奏だった」というコメントをいただいた。

これも皆さんのおかげです。

足を運んでいただいた皆さんすべてに感謝いたします。

 

2019年5月25日 小田原 スパッツ

5月にしては暑い。テレビでも盛んに5月の過去最高を記録している、などと言っている。

最近は男性も日傘を…などと言っているが、やっぱりそれは無理。

格好よりも云々、という話ではないが、やっぱり無理。

何はともあれ、小田原のスパッツに着いて、古矢さん、早野さんと合流。

お店のオーナー、福田さんが来てくれるまで4~5分外で待ったが、古矢さんの日傘に入れてもらったら、あれ不思議。結構涼しいじゃん。

やっぱり日傘って効果絶大なんだ。

と言えどもこれをさして一人ではやっぱり無理。

そんなこんなでいつものように福田さんがてきぱきと用意をしてくれる。

今日は多くの人が運動会やら他のイベントやらで欠席、と聞いていたが、どうしてどうして、

お店は満席。

ここでも古矢、早野組の人望の厚さが伺える。

いつも何から始めてどんなものをやって、何で終わるか、そう、セットリストに悩む。

今日も初めての人が多くいるようだし。

取りあえず、Coleman’s March~Angeline the Bakerの少し落ち着いた曲でなおかつ、身体が動くようなテンポから始めてみた。

そして普段絶対にやらないLondonderry Air~Irish Washerwomanなどもやった。その気になると結構乗りのいい曲だが、やはり半分ジョークみたいな感じはどうしても否めない。

でも、大半の人は説明を聞いて「あーなるほど」と納得してくれるので、これからもどこかでやるかもしれない。

そう言えば、アンドリューも2~3年に一度くらいやると結構いい曲じゃん、と言っていた。

そして、オールドタイムやアイリッシュをいつものようにやって、終わりの方で久々に「別れの唄」も唄った。

後で知ったが、カントリーやブルーグラスをやりながら、やっぱりナターシャーをやっている、という人も数人来ていて、しかも生で見るのは今日が初めてなんていう人もいたので驚き。

更にコンサート終了後、入り口でポスターを片付けていた福田さんの知り合いがちょうど飲みに来て「今日はなにがあったの?」と聞かれたので「これこれ…」と言ったら、驚くことにナターシャーのコピーバンドを学生時代にやっていたという。

福田さんが変なの連れてきちゃいましたよ、といって5人ほどをぞろぞろ引き連れてくると、そのうちの数人は本当にナターシャーソングを唄っていたらしい。

「僕フラットマンドリンやってました。こいつがギターで…」なんて、ほとんど涙がでそうな感じでこちらもびっくり。

いろんな出会いがあるなぁ。

なんか楽しい一日でした。

音楽も自分たちなりに楽しみながら、ツボを得た感じで出来たし。

この頃は、僕らの演奏を聴いて「風景が見える」「空気の流れを感じる」などと言ってくれる人が増えてきているように感じるし、自分たちでもそれを感じることがある。

この音楽はやっぱり究極そういうものだろう。

ブレンダン・ベグリーと聴いた大西洋の波の音、パディやフランキーと過ごすパブでの喧騒、キアランと過ごす遠くで聞こえる牛の声以外物音ひとつしない夜、アンドリューと食べるハムサンドウィッチ、そしてみんなと一緒にひとつのリズムを紡ぎ出していく喜び。

そのすべてが僕らの体の中に入ってきているのかもしれない。

そんな音を今日、スパッツで皆さんに聴いていただいたのだろう。

暑い中、足を運んでいただいた皆さんに感謝いたします。

古矢さん、早野さん、福田さん、そしてスパッツのスタッフの皆さん、有難うございました。

 

2019年4月27日 世屋高原

 

何と、寒い。前日に京都に向かい、クロウハンマー・バンジョー・ワークショップを5人の方に楽しんでいただき(苦労していただき)ました。

最初から少しレベルが高いかもしれませんが、フランキー・ギャビンも言っておりました。「厳しい航海から始めたら後が楽になる」そこで挫折してしまう人がほとんどだとも思いますが、何に於いてもそう簡単にいくことはありません。

根気よく楽しみながら続けていってほしいと感じます。

そして、当日。やはり冷たい風が吹いている。天気はまずまずの様子。

世屋高原が近付くと緑が美しく、所々に桜がまだ残っている。

原田さんを始め、スタッフの方たちが笑顔で迎えてくれた。

お茶とおかしをいただき、暖炉の前でしばし歓談の後、会場に向かうが、相変わらず大きな窓からみえる緑が美しい。

演奏会には持って来いの場所だ。

2012年の9月15日に最初に訪れてから少しも変わらない景色。それはまるでいつまでも変わらない大自然の息吹を感じさせてくれるアイルランドのようだ。

集まってくれる人たちもみな笑顔が素敵だ。

今回は高橋さんファミリーの息子さんと一緒にチャップリン・イン・ニューシューズを弾かせて頂いた。

2人半の子持ちで、素晴らしい若者だ。因みに「半」というのは奥さまのお腹の中に居た。

世屋高原スタッフのひとりで、僕らは和尚と呼んだ若者がパーカッション、そして同じく高橋ファミリーバンドの娘さんにもフィドルで数曲参加していただき大いに盛り上がった。

45年来の京都からの友人4人(敢えてお名前は伏せておきます)と共に歌ったナターシャーソング、春日部そして秩父からのいつもの仲間。

鳥取から来て「生活習慣病のうた」を聴かせてくれた武部さん(夫妻)

そのように遠方から、或いはこの地元からご参加していただいた全ての方達に大いに感謝いたします。

原田さん、あまり飲み過ぎないように。お酒、好きなんですね、と言ったらすごい名言が帰ってきた。

「いや、お酒が僕を好きなんです」

お身体に気を付けてまた来年もここで会いましょう。

 

2019年4月21日(日)静岡セレンデュピティ

快晴の日曜日、静岡に向かった。今日はどうしても行きたいところがあったので、少し早めに出て寄り道をした。

その昔、かれこれ55年も前だろうか。そんなにしょっちゅうではなかったが、良く行ったお店「大焼き芋」という、焼きいもやおでん、おにぎりなどを提供しているお店。

希花さんにいわせれば、どこまでも昭和、とてもレトロな場所、という感じだろう。

記憶は定かではないが、店構えはほとんど変わっていない…と思う。

ここでおでんとおにぎりと焼き芋を食べた。定番だ。だが、他にも有名な大学芋もある。それはまた次の機会に。

さて、日曜日なので少し早くに始めさせていただいた。

今日も入り口と出口だけを決めておいて、後はポイントポイントを押さえ、その他はラフに進行してみた。

Coleman’s MarchからAngelin the Bakerというちょっと珍しい出方をして、新しいCDの話をたっぷりと。

そして最後のLonesome Eyesのセットまで約2時間。

終了後、嬉しいコメントをいっぱい頂いたが、中でも「アイリッシュも含め、いろいろ聴いてきたけど、今日の演奏は始まった途端に身震いがした。ここが日本だということを忘れるくらいに風景が見えた。波の音が聴こえたみたいけど、それが厨房でフライパンを振っていた岩堀君からだった。フライパンの音まで波の音に聴こえてしまうくらいの演奏。これは他のグループでは今まで感じたことがない」という嬉しいものも頂いた。

正に僕らがアイルランドで感じてきた「この音楽は美しいだけではない、楽しいだけではない、苦しみや絶望を乗り越えた力強いもの。その上に成り立っている音楽」という身をもって体験してきたことを彼も感じてくれたのだろう。

次来た時も頑張らなくては。

岩堀君、富田君、三好君に大感謝。足を運んでいただいた皆さんにも感謝します。

次は大学芋を食べてからお邪魔させていただきます。

2019年4月20日(土)溝の口バードランド

 

凄くいい天気。まだ時差ボケがあるのか、単なる「春眠暁を覚えず」なのか、よくわからないままにバードランドに向かう。

今日は新しいCDが出来上がってきたので、少しだけ持って行った。

ネットでの販売はこのゴールデンウイークのせいで少し後にしようかと考えている。

ご注文された方々にはどうしても連休明けまで待っていただかないといけなくなる。

10連休というのもいたるところにしわ寄せがありそうだ。

今日はまず、以前のCDの1曲目(Gentle Wave)を導入として。

そして新たなCDの一曲目から本格的にスタート。録音は沢山重ねているので少し物足りない感もするが、そこはCDでお楽しみいただけたら…などという都合のいい話で…。

今回はクロウハンマー・バンジョーの出番も結構あったし、ライブでは使わないビオラの出番もあったし、サウンド的には聴きやすいアルバムに仕上がっていると感じる。

そんなアルバムの話から、アイルランドの土産話などを含めた2時間。

少しまだ時間の感覚と、音色の違いが自分の中でずれている感じがする。

それでも集まっていただいた皆さんには本当に感謝いたします。

かなりラフな会ではありましたが、最後まで聴いていただいて有難うございました。

藤森さん、いつもありがとうございます。

一日いい天気で良かった。

 

 

2019年3月30日(土)鶴ヶ峰 陽のあたる道

晴れた!天気予報では少し雨っぽい雰囲気ではあったが、薄日が差すくらいの天気には恵まれた。

もうぼくらもここでは9回目になるらしい。それもこれも頑張ってお店を続けておられる犬飼夫妻のおかげだ。

今日は、来月半ばには発売できるはずの2種のCDからの曲やその詳しい情報などを交えての約2時間。

スタートはAlecとのトリオの一曲目Farewell to Trionで。最近気に入っている、いいフィドルチューンでバンジョーからスタート。クロウハンマーのちょっとテクニックが必要な洒落た曲だ。CDでは勿論チェロも入っているし、マンドリンもギターも入っていて、いい感じのオールドタイムになっている。

それから先は特に決めた順番は無く、書き出した曲をやっていくことにした。

Margaret / Ameliaのワルツでほっこりしてもらったり、Green Fields of Glentown / Jerusalem Ridgeでアイリッシュとブルーグラスの大きな違いをお話したり、僕らのアルバムからも数曲演奏したり。

そうそう。トリオのアルバムともう一つは以前(2012年)僕らが出したMusic in the Airの第2弾というコンセプトで作りだしたアルバム。コンセプトはキープしたが、今回は結構アレンジに凝った感がある。

あれからもう7年目だし。けっこうシンプルだけど華やかで聴きごたえあるもになったと勝手に思っている。

さて、2部では少し懐かしいGreyhoundなんかも弾いた。最近ずっと教室を開いているクロウハンマー・バンジョーのことを少し解説したかったので、そのチューニングのことなども含めてのことだったが、当時は勝手に自分でネーミングしたFチューニングという調弦で弾いていた。その後カンバーランドギャップチューニングという調弦に戻して、最近のお気に入りの一曲Lost Lulaに続いて春よ来い。これはハープとバンジョーの僕等ならではのコンビネーションだと思う。

希花さんにマンドリンも弾いていただいて、コンサーティナも登場して、僕も新たにロリー・サリーの名曲Killing the Bluesなんか唄わせていただいて、最後は、春、卒業や就職、転勤のシーズンだし、みんなで谷間の虹を唄って終了。

皆さんの笑顔に囲まれた楽しい2時間でした。

犬飼夫妻には本当に感謝しています。この明るい場所に立ち寄られるお客さん達もみんな「陽のあたる道」を歩いているように見えます。

辛いことがあってもここに来れば光は当たる、みたいな…康雄さん、佐栄子さん、いつまでもお元気で沢山の方を幸せにしてあげてください。

足をはこんでいただいた全ての方に感謝いたします。

 

2019年1月27日 MJ Smile 吉祥寺

8~9年ぶりの高橋創とのトリオ。

この日、朝早く目が覚めたので(ほとんどいつものことだが)外に出てみたら気温が1.5℃を指していた。

遠くに富士山が美しく朝陽に輝いていてしばし見惚れてしまった。

そんな素晴らしい天気に恵まれた日曜日。

スタートはTorn Jacket / Gneevgullia / Blackberry Blossom、創のバンジョーと希花のフィドルでスタートのセット。

そして、久々のMaids of Selma / Cuck and Henのジグとスリップジグ・セット。

次は僕が5弦バンジョーでいつもやっているFarewell to Trionをギター入りで。やっぱりギターが入ると安定したプレイが出来る。

そして、僕が60年代からやりたかったクラレンス・トム・アシュレイやドック・ワトソンで知ったCuckoo BirdそのままReel Beatriceへ。

希花さんのハープでLittle Bird / Gort Na Mona、次はSeamus Ennisのお父さんが書いたと言ってSeamus Ennisが演奏したバージョンをコンサーティナで習った希花さんが創と一緒にMorning Thrush。

最後はRights of Man / Pride of Petarvore / Master Crowley’s / Roscommonのセットで休憩。

2部では想い出深いShetland Air。これはポール・マクリスのピアノ曲を僕がギター用にアレンジしたものを、まだ中学生だった創が忠実にコピーしていたものだ。

そして創のバンジョーをフィーチャーしてShaskeen / Liffy Bank / Martin Lockfordのセット。最後のMartin…は、多分Maids of Galwayだと思われる。

それから希花さん爆発のOngo Bucharesti / Shepherd’s Dream。

少し落ち着いてPaddy Fahey’s / Cuil Aodhaのジグ・セット。

そしてこれも懐かしいCavan Potholes更に懐かしいSwan LK243。

最後はMiss Thornton’s / The Girl Who Broke My Heart / Boys of Malinのセットで締めくくり、アンコールに無理やりFoggy Mountain BD。

最後はInisheer / Maudabawn Chapel / Hunter’s Houseのセットで終了。

創くんも素晴らしいバンジョーボーイになったし、ギタープレイも冴えているのでまたレパートリーを増やして…というか、あり過ぎて選ぶのが大変だが…またこの3人でやってみても面白いかもしれない。

またそんな日がきたらよろしくお願いします。

MJ Smileのオーナー、山口さんをはじめ、スタッフの皆さん、温かいご対応を有難うございました。

そして、足を運んでいただいた全ての方に感謝いたします。

 

2019年1月19日 時遊空館スペース結

 

2017年の7月以来の久保田さんのところだ。

今日も乾燥しまくりのピカピカの好天気。

まず、美味しいコーヒーとシュークリームをいただく。

これで帰ってもいいくらいに価値あるおやつなのだがそういうわけにもいかない。

今日もFarewell to Trionからスタート。

この空間での音は格別。新しいDeeringもコロコロとよく鳴っている。

Darlin’ Coreyの後はここに持って来るのは初めての1911年GibsonA-4で、Brown Coffin /Gypsyのセット。

ハープは中孝介の曲からMountains of PomeroyそしてRed Rocking Chairから初めて演奏するJason RomeroのLost Lula一部の終わりにPeader O’Donnell / Each Little Thing

ここまでで約40分。

2部は希花さんが最近知ったという「朧月夜」とLand of Sunshineを。希花さんのスタジオワークの為にいただいた楽譜のひとつの音だけが僕らの知っている「朧月夜」とメロディが違ったため、先方に問い合わせたら楽譜が間違っていた、という逸話もあって、Going Goneを唄ってからWater is Wide マンドリンとフィドルでLoftus Jones

Green Fields of Glentown / Jerusalem Ridgeなども弾いてもらって、ちょっとだけシャレで米津玄師の名曲からよく似ていたのでTar Road to Sligoをセットで。

そしてここでは久しぶりのDutchmanなども唄い、Contradictionを含むリールのセットで終了。

いつも見るお顔から、今日も初めての方が5~6人。でも結構打ち解けていただけたようだ。

京都産業大学の後輩バンジョー弾きの川俣君が希花さんとのツーショットをMareka&Gunjiとして喜んでいた。そういえば確かにほとんど同じだ。

終了後は奥様の典子さんの手料理。

結構お腹がシュークリームでもっていたが、いつもいつも美味しいものを出してくれるのでついついおかわり。

久保田さんの楽しい思い出話などもあって、名残惜しかったが僕らは東京に戻った。

またまたいい一日を過ごさせていただいた。

いつも来てくれる人。初めての人。みなさんどうも有難う。

久保田夫妻、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

2018年12月30日 京都 都雅都雅

めちゃくちゃにいい天気。そして京都の冬らしい底冷えのする一日。

いよいよ69回目の誕生日。

ゲストは後藤ゆうぞう君。

想像したよりも、というか予想通り素晴らしいエンタテイナー。

しらけたりする心配なんか無用、という雰囲気を持った彼だが、一応かなり緊張していたということだ。

一部は僕らのペースで最近ずっと演奏してきているFarewell to Trionからスタート。

途中で静岡の岩堀さんから手に入れたスズキ製のフラットマンドリンを使って希花さんが

Brown Coffin とGypsyのホーンパイプメドレーを披露した。

一部の最後にJewish Reelで大爆発させていただいて、休憩を挟んでいよいよゆうぞう君。

素敵なカリンバの演奏は彼ならでは、のもの。独特の世界観を奏でてくれた。

歌も一緒に歌えて楽しかったのでまた一緒にできたらな、と思っている。

バースデイコンサートも高齢、いや恒例になって、それでもずっと来てくれるみんなは一人一人が僕の大切な友人です。

本当にありがとう。そして、ありがとう都雅都雅。

もうすぐ今年も終わり。

来年もみなさんにとって良い年でありますように。