2016年 12月18日 愛知県 半田市

急遽ではあったが、ほがらか企画の山本憲司さんにお願いして「ハルニレ」というお店に行かせていただくことになった。

前日の伊吹から武ちゃんが僕らを半田市まで案内してくれる。

途中、少し時間があったので「美味しい魚を食べましょう」といつもの武ちゃんらしく連れて行ってくれたところがこれまた素晴らしく、刺身にされた魚が動いていた。

希花さんがぴゃーぴゃー言いながら、それでも見ないようにして食べていたが、それはそれは絶品だった。

お魚さん、ありがとう。

さて、ほがらか企画お薦めのお店「ハルニレ」ここも明るい雰囲気満載の素敵な場所だ。

日本各地にある素敵なお店のひとつ「ハルニレ」にも是非チャンスがあったら訪れてみるといい。

今日は大きな目的が、山本さんと一緒に歌うこと。このコンサートのメインテーマだ。

音響を担当しながらの大役を彼は見事に果たしてくれたと思う。

山本さん、想い出一杯の「街」彼の心臓の鼓動が聞こえてきそうな熱唱であった。

そして「めぐりあい」もいい感じだった。

本当はこの2曲で終わろうかと思っていたが、リハーサルで彼の歌に込める愛情がひしひしと伝わってきたので、アンコールも一緒にやろうよ、と誘ってみた。

眼をまん丸くして嬉しそうに驚く山本さん。

最後はParting Glassから彼を呼び込んで「青春の唄」これで決まり。

みんなの笑顔が素晴らしかった。

太田さんとお店のスタッフの方々、心から感謝します。

加藤さん、大橋さん、山口さん、佐伯さん、大岩さん、多分、他にもお手伝いしていただいた方が大勢いらっしゃるかもしれません。みなさん有難う。

山本さんの「街」に関する想い出の張本人になるのだろうか、奥さんと90歳になられるという元気なお母さんも有難うございました。

またお会いしたいです。

足を運んでいただいた全ての方に感謝します。

山本さん、いつまでも明るく元気に歌い続けてください。本当にありがとう。

2016年 12月17日 伊吹

伊吹と聞くだけで「寒い」というイメージがある。そしてやっぱりシンシンと冷え込んでいた。

2012年の12月に初めて訪れた「伊吹薬草の里」

今回も“おけいはん”の心温まる取り計らいでコンサートが実現した。

忙しい時期なのに足を運んでいただいた方々に本当に感謝いたします。

僕らはPlanxty Fanny Powerと希花さんのオリジナルジグ(タイトル未定)でスタート。

“おけいはん”のリクエストによるMountains of Pomeroyをやったり「川のほとり」を歌ったりして40分ほどの1部。

2部は“おけいはん”のご主人のリクエストでFoggy Mountain Breakdownからスタート。

クリスマスのメドレーの後May Morning DewからColin Grantの書いたTrolley

そしてLeaving BritanyからPaul James作のHorizonto

その後Battle of Killiecrankieから「力を合わせて」の珍しいセットをやった。Battle…は実に1600年代に遡る曲だ。

今回のこのホールでは音響の方のもの静かな素晴らしい仕事に感激した。ホールが素晴らしいこともあるのかもしれないが、今までに1,2を争う素晴らしい音響を味わった。

若林さん、急遽かけつけてくれて、あんなに素晴らしい音を創っていただいたこと、感謝いたします。

そして、僕らからは見えないがバックに映し出される照明はとてもセンスのいい、音楽にマッチしたものであった、と多くの人から聞いた。こちらは谷口さん。どうも有難うございました。

他にも沢山の方が働いてくれて本当にありがとうございました。

終了後の「ベルソー」のお食事会。これはとても文章にはできない。初めてここを訪れた時から大絶賛に値するレストランであることを強調したが、今回もやはり素晴らしいおもてなしと料理の数々に酔いしれました。

そして、おけいはん、いつまでも持ち前のパワーで“みんなの人気者”を続けて長生きしてください。僕と希花にとって、大切な人ですから。

みなさん、本当に有難う。

2016年12月10日 夢みるぱさり

風は冷たいけど、突き抜けるような真っ青な空が美しい。

この場所に来るにはもってこいの日になった。

今回は来日中のキアラン君も一緒だ。彼を絶対に連れて行きたかった場所、いや、彼だけではなく、できる限り多くの人に立ち寄ってほしいところ。そんな「夢みるぱさり」も今回が2回目。

希花さんは早速2羽のあひるを追いかけて庭をかけまわり、キアラン君は素晴らしい景色にうっとり、いやこういう景色は見慣れているかな。

どちらかといえば素晴らしい建物の造りに感心している。

アメリカ人もそうだが、アイルランド人も多くの人は自分たちで家を改装したり、建てたりするので、いろんな建築物、水回りなどにとても興味を示す。

泉さん自ら作ったというこの「夢みるぱさり」の全てにしばし見惚れていた。

会場になるレストラン、控え室として居させていただいた工房、ラベンダーの庭、どれをとっても天国のようだ。

それに、働いている人全てが天使のような輝きを放っている。

そんな素晴らしい場所でのコンサート。

まず、彩さんの直立不動での練りに練られた素晴らしいスピーチで始まった。

この人の眼もキラキラしている。

1部は僕と希花でいつもの感じを聴いていただき、休憩の間にも様々な企画で盛り上がり、2部からはキアラン君も交えてアイリッシュとクリスマス・ソングを。

あっという間の2時間が過ぎて、アフター・パーティ。

これまた素晴らしいとしか言いようのないお料理の数々。美味しいパン サラダ、スコーン、

チーズやジャム、カレードリア…もう少し若かったらもっと食べることが出来るのに、ってか、充分いただきました。

泉さん、大二郎さん、彩さん、剣持さん、戸矢さん(番頭さん)里さん、美味しいパンを焼いてくれた若者、みなさん本当に輝いています。心から感謝します。

実は「夢みるぱさり」はもうじき一旦お休みして、来年新たに生まれ変わるということ。そんな節目に来させていただいて、しかも僕の誕生日まで祝ってもらって、本当にここの人達は真の意味の「おもてなし」が凄い。

生まれ変わったぱさりも、いつまでも変わらない素敵なお客さん達とともに益々繁栄されることを願っています。

みなさん、本当にありがとうございました。

2016年 12月2~4 静岡ツァー

まず、静岡は岩堀さんのお店「セレンディピティ」舌を噛みそうで待ち合わせの場所としても簡単には言いにくいが、とてもおしゃれないいお店だ。

今日はここに50年来の友人達や、岩堀さんを通しての、僕らにとっては初めてのお客さんも含めてお店は一杯。岩堀さんの人気の程が伺える。

金海君もかけつけてくれたので、一緒にナターシャー時代の歌や、彼にとってはやり慣れないSharon Shannonで有名になった曲もやったりして大いに盛り上がった。

そして高校時代によく一緒に演奏した僕らよりも年上の“ボス”富田君がフランク永井も顔負けの低音の魅力でLast Thing on my Mindを唄ってくれた。

僕らもこの頃は新曲が多く、とはいっても初めての人にはほとんど同じに聞こえるかもしれないが、いろいろと吟味して構成を考えた。

最後はみんなで恒例のFoggy Mt. BD 岩堀さんもマンドリンで加わって大盛り上がり。
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PAの前田さん、お料理担当のドンキみやかわさん、皆さんもありがとう。

そして長年の友人達、聴いたこともない僕たちの音楽を聴きにきていただいた人達、皆さんに感謝いたします。

僕らはそのままアルマジロ君のお迎えで修善寺に向かった。

いざ、猫の「チョコ」が待つ修善寺だ。いや、次の日がコンサート、これがメインだった。

しかし、最初は逃げ回っていた「チョコ」も、いまや僕らを待ち構えてくれている。

当日、修善寺は好天に恵まれ、コンサート前に紅葉を堪能させていただいた。

コンサートではまたまた櫻井航くんが素晴らしい音作りをしてくれた。函南から萩原さん、

秩父から高見さん、そしてアルマジロ君の相棒であるいくさん。それぞれがてきぱきと用意をしてくれてコンサートも無事開催することができた。

とても音のいい(櫻井君のおかげもあるが)ちょうどいい感じの大きさのホールで、僕らも気持ちよく演奏することが出来た。

足を運んでいただいた全ての皆さんに感謝します。

終了後も「チョコ」のお相手、いや、「チョコ」が僕らのお相手をしてくれた。

希花さんも「チョコ」のおかげで猫アレルギーが改善されてきたようだ。
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次の日、僕らは下田にある櫻井君のギター工房へ。

今日はここで小さなハウスコンサートをする予定だ。

彼のお母さんが素晴らしいお料理で、僕らにもお客さんにも心のこもった“おもてなし”をしてくれる。

櫻井君のギター、Voyager Guitar には3年くらい前に初めて出会ったのだが、今回それより後に作られたものを見せてもらい、正直欲しくなった。

音のことを言葉では伝えにくいし、どこかのギター専門誌にあるようにお決まりの褒め文句も見当たらないし、どう表現していいか難しいが、確実に進歩していることは分かる。ギターも、あくまで人それぞれ、好みは色々あるだろうが、今回弾かせていただいた彼の作品には少なからず衝撃を覚えた。

そういう衝撃を受けることが10年か20年に一度くらいはあるものだ。

僕にとっては最初のBreedlove そしてLowden がそうだ。James Goodallもそうかもしれないが、今回そこにこのVoyagerも入れておこう。

いいギターは沢山あるが、なにか“心に残る手触りと、脳裏に残る音の感覚”を得るものはそう多くないかもしれない。

櫻井君、これからも益々素晴らしいギターを作ってください。

そして、ハウスコンサートに足を運んで頂いたご近所の皆さんもありがとうございました。

これで僕らの静岡ツァーは無事終了。

皆さん、ありがとうございました。

15369270_1044976488964301_983484384223686332_o撮影:高見恵子

2016年11月27日(日)溝の口 バードランド

朝から何故か今日だけ雨の予報。前日も明日も晴れるのに、と思っていたら、なんか時折陽が差すくらいの天気。

今日の会は、10日前くらいに突然決めたので藤森さんも泡喰っただろうけど、おかげさまで座席は全て埋まりました。

僕らはラフにやらせていただくつもりで、一応やりたい曲を順不同で書いていった。

特に新しいレパートリーを中心に演奏するつもりで。

先ずNiel Gow’s Lament for the Death of His Second WifeからGold Ring 美しいワルツから(エアーといってもいい)ポピュラーなジグ。

ホーンパイプでThe Stage / Acrobat のセット。そしてO’Carolan’s Cup / Whistler of Rosslea / Road to Glountane この辺までは何となく決めていた感があったし、休憩も取らないつもりだったが皆さんが窮屈に感じると困るので急遽、休憩も取ることにした。

ハープやコンサルティナ、バンジョーなどを経てFusco / She’s Sweetest When She’s Naked

で休憩。

外でお客さんの何人かとお話したりして…そう、なのでまだ雨は降っていなかった。

Above and Beyond / Ritual / Black Pat’sやBlowzabellaのMaple TreeからReel Beatriceなど。

久々にFour Strong Windsを唄ってFarley Bridgeに。この組み合わせは元からあるような感じで良く合う。

Leaving Britany / Horizontoなんていう新しいセットも演奏した。

Lonesome Eyes / Calliope House / Fairy Dance / Devil and Dirkを最後に演奏してアンコールはやっぱりParting Glass / Trip to Durrowで決まり。

これで終わったかと思ったらBoth Sides Nowのリクエストがあったので、勢いでしっとりやらせていただいた。

持って行ったセットを眺めてみると「ありゃ、これもこれもやらなかった」というのがいくつかあったので、また次の機会に。

今日は、雨こそは降らなかったものの湿気は感じたが何故かすごくいい音がしていたように思うし、集まっていただいた皆さんのおかげでいい演奏ができたような気がする。

藤森さんも「お店は7年目になる」と云っていたので、よく頑張ってきたなぁと感心してしまった。

でも、やっぱりコーヒーは美味しい。僕が淹れるのとだいぶ違う…そりゃそうか。

アップルパイも絶品。

藤森さん、大変だろうけどあなたのお人柄でまだまだこれからもお店は続くでしょう。

また、寄らせてください。

集まっていただいた皆さん、ありがとうございました。帰りは少し降られたかな?

2016年11月19日 鳥取 若桜町 20日 鹿野町

久々に武部さんから連絡をもらった。いつだったか、体の調子を崩し、大丈夫かな、と心配していたが、なんか益々パワフルなっているようだ。

今回はそんな武部さんが、若桜町というところの中村さんという人を紹介してくれた。ずっと前からナターシャー・セブンを追いかけてバンジョーを弾いている、という人だ。

ちょうどいい。バンジョーが借りられる…てなわけではないが、とても真面目そうな人でメールのやりとりもスムーズに運んだ。

東京を出る時も状況を説明するためにメールを出したら、すぐ「気を付けて来てください」という返信をいただいた。

でも、本人は相当舞いあがっていたらしい。それというのも初めてコンサートなるものを主催する側になったからだ。なので、舞いあがっていながらもかなり神経質になっていたようだ。そう…かわいそうなくらい。

場所は若桜町(わかさ、と読むことを今回初めて知った)の迎賓館。古民家を建て直した素敵な空間だ。池の鯉の大きさにただただびっくり。

僕らにも馴染みのない町だったし、ほとんどが初めての方ばかりだったようだ。

まずO’Carolan’s Cupから夜汽車。そんなスタートで1部終わりのNight in that Landまで、約40分。休憩をはさんでAbove and Beyond / Ritual / Black Patsのニュー・セット。ここで中村さんのバンジョーの出番。フォギーから童謡メドレー、津軽三味線まで、ありがとうございました。

それから何曲かやって、アンコールはParting Glass / Calliope House

初めての方たちにも喜んでいただけただろうか、一番気になるのはそのことだが、もちろん中村さんを始め、彼の仲間のみなさんにも喜んでいただけただろうか、ということも気にかかる。

みんなが力を合わせていろんな思いを持って頑張ってくれる、ということが本当に嬉しく思います。

みなさん、初めてのことでお疲れになったと思いますが、どうか健康に気を付けてこれからもお元気でご活躍してください。

集まっていただいたみなさんにも感謝いたします。

そして、楽しい打ち上げでした。宿泊場所も素晴らしい紅葉に囲まれて心が洗われたようです。みなさんのおかげです。ありがとうございました。

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2日目は武部さん主催のコンサート。雲龍寺という小さなお寺での会だ。

時間があったので、まず今夜の下見ということで、お寺さんに寄った。

田んぼの向う、紅葉に囲まれたお寺がポツンと見えてきた。素晴らしいロケーションだ。それだけで手を合わせずにはいられない感じ。
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きれいに手入れされた庭が美しい。しばし見惚れてから、また今日もバンジョーをお借りする土橋さんの家に立ち寄る。実は土橋さんの家のすぐ近くの公民館で、今日は生活習慣病に関する講演会があるらしく、その後で少し演奏をして欲しいと頼まれているのだ。

年寄りと医師のコンビだから「ま、いいか」と云う感じで数十人のお年寄りに聴いていただいた。

「あんたら上手いなぁ。それでメシ食えるで~」と感激してくれたおじいさんが印象的だったが、後でお話してみたらひとつ年下だった。

てなこともあり、再び土橋さんの家でお茶をいただき、少し休んでからお寺さんに出掛ける。そして再び紅葉に見惚れてしまう。心休まるお庭だ。

すでに準備をしていただいたお寺の大井様をはじめ奥様やご近所の方。お忙しいのにありがとうございました。

今日はアコースティックでFanny Power から朝の雨。土橋さんの好きな曲Irish Washerwoman / Rose Woodのセット。1部の終わりはNight in that Landで。

2部はIn Continental Mood / Flat Worldのセットの後、土橋さんのバンジョーの出番。ありがとうございました。続いてLeaving Britanyから新しいセットでHorizonto、今日は遠い岡山から尾崎さん(ツトム・パクストン尾崎)が来てくれたので「今僕らはどんな歌を唄えるのだろう」で始まる「今、またヒーローが」

イラク戦争が始まったころ書いた歌だが、しょっちゅう歌詞を書きかえている。元々「答えは風の中にある。その答えに気がつかなければ、それはまた風に吹かれてどこかへ行ってしまう」というボブ・ディランの言葉にも影響を受けたので、今、タイムリーかな、と思っての選曲だった。この歌にFarley Bridgeを合わせてのセット。

それから最後にLonesome Eyes / Calliope House / Fairy Dance / Devil and Dirkのいけいけセット。

アンコールはしっとりとParting Glass / Si Bheag Si Mhorで。

ここでも多くの方たちにお世話になりました。武部さん、幸栄さん、土橋さんと奥さん、草刈正雄似の岡田さんご夫妻、尾崎さん、そのほかにも沢山の方たちにお世話になりました。

雲龍寺の大井様、ありがとうございました。最後に車に乗り込むまで、発進するまでお見送りいただいて恐縮でした。本当に有難いお気持ちをいただきました。

美味しいものを沢山いただいて、綺麗な紅葉を一杯見せていただいて、すばらしい気持ちを沢山いただいて本当にありがとうございました。

鳥取は少し前に地震があったので、皆さんのことを考えると行っていいものかどうか迷いましたが、武部さんや中村さんが「大丈夫。是非来てください」というので僕らも安心して出かけさせていただきました。

でも、みなさんに会えて本当に良かったです。ありがとう。足を運んでいただいたみなさんに感謝します。

最後に、2日間僕らの面倒を見てくれた高見さん。故郷は鳥取ということもあるけど、遠い秩父からありがとう。

15167735_1028350540626896_7776136816969399348_o撮影:高見恵子

2016年11月5、6日(土、日)with Dale Russ 越谷&東京

約9か月ぶりにデイルが日本にやってきた。京都にいる彼の友人を訪ねるのがいつもの主なる目的だが、ここのところ必ず関東にも来てもらっている。

1996年からのJody’s Heaven仲間だ。

流石に、アメリカに於いてもっともアイリッシュ・フィーリング溢れるフィドラーといわれているだけに彼のフィドリングは腰を据えてじっくり聴く価値があるものだ。

今回はまず、北越谷のおーるどタイムにまたまたお世話になった。

僕らはGaltee Rangers / Callaghan’s のリールセットでスタート。

そしてSeamus O’Connor / The Castleのジグセット。続いて美しいワルツAmelia’s これはBob McQuillenのペンになるものだ。そのうち僕らのレパートリーに入れてもいいかな。

これはTrip Over the Mountainとのセットで演奏した。

軽くPiper’s Despair / Reel of Rio / Love at Endingのリールセット

Rambling Pitchforkのジグセットを演奏してからJohn McEvoy / Coen’s のリールセット。

そしてJob of Journeywork / Blackbirdのセットダンスセット。

最後は言わずと知れたFebruary Reel

2部に入って(東京では休憩を取らなかったのでそのまま続行)Fraher’s / Langston Pony / Trip to Athlone そして僕の一番好きなセットになるだろうか。デイルのペンになるリールセット、Blue Eyed Girl / Red Door その後ギターのソロでMichael Rooneyのハープ曲。

Bells of Liscaroll / Limerick Tinkerのジグセット。ちょっとバージョンの違うDowd’sからJack Gilder のペンになるLooking Glass そして、今回メールでやり取りしておいて決めた、かなりややこしい6パートのホーンパイプJohnny Cope

最後に17年前にTodd DenmanとDaleのアルバムで僕がギターを弾いた美しくも哀しいエアーCarriag AonairからRoscommon / Woman of the House / Man of the house

アンコールにはデイルの作でPlearaca Erica Newman

今回はデイルのフィドルをたっぷり聴いていただくために希花さんは裏方に徹し、僕もひたすらアコンパニストに徹した。

フィドルとギターという最小限の編成では会話ということがとても大切になる。改めてそんなことを強く感じた2日間。

また来年戻ってくるだろうか。或いは再来年か。どちらにせよ、また一緒に演奏できたら嬉しい。

今回二人の演奏を聴きにきていただいた皆様に感謝いたします。

15016155_1012864535508830_2089810944146349923_o撮影:高見恵子

2016年10月20日~24日 Noel Hill

名古屋、大阪、京都、横浜、東京+2work shop in 東京

偉大なコンサルティナ奏者、Noel Hill初の日本ツァーが終わりました。

本当の意味で、アイルランド音楽の真の姿を体感できる演奏だったと思います。

そして、コンサートもさることながら、彼のワークショップを企画したことは本当に良かったと思いました。

誰よりも分かり易く、且つ、細かい技術的な説明を交えての2時間半を2回。本当はもう少し時間が欲しかったし、もう少し長くても飽きない素晴らしいワークショップだったと思います。

今回、各地でお手伝いをしていただいた皆さんに深く感謝いたします。

名前を挙げたらきりがないくらい多くの人に助けていただきました。申し訳ありませんがこの場を借りてお礼を申し上げます。

また、足を運んでいただいた皆さんにも深く感謝いたします。

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2016年10月7,8、9日 東関東ツァー

先ず、千葉県の柏市。二人では初めての千葉なのだが、ひょんなことから昔の仲間の一人である近藤君のお誘いで実現した。

昔といっても、本当に昔のことで、1965年頃からの高校時代の話だ。

フォークソングが一世を風靡していた時代、僕と数人の仲間でサークルを立ち上げ、色んなイベントに出演したり、企画したり、と勉強そっちのけでフォークソングに熱中していた頃。

僕はバンジョーを担当していたので、キングストン・トリオやブラザース・フォーを中心にコピーしていたが、近藤君たちはPP&Mスタイルだった。

静岡という土地にあって、今聴いても(昔の録音)なかなか忠実にPP&Mサウンドを再現していたようだ。

彼はPP&Mのピーターの役目。少し高い声の持ち主だった。

それはともかくとして、彼と彼の奥さんが南柏でうどん屋さんをやっているということ。そして、そこのスペースを利用して音楽会を主催したいということ、などの話が今年の初めに持ち上がった。

地元でも評判のうどん屋さんらしく、出汁に目がない希花さんにとっても、その香りの中での演奏は喜ぶべきものかもしれない、ということで今回出向くことにさせていただいた。

勿論それだけではないが。

お店では彼の奥さん、息子さんをはじめとして、詳しく訊くのを忘れてしまったが、従業員の方たち(?)お手伝いの方たちがてきぱきと準備をしてくれて、手作り弁当から作り立ての出汁まで本当に美味しいものを堪能させて頂いた。

アイルランドでは絶対に味わえないもの。それはこの日本の空気というものにまで関係してくるのかもしれないし、表現するのは難しいが、とても美味しかった。

音楽会もPlanxty Irwinから「別れの唄」まで、約2時間。半分くらいは僕らを聴くのは初めて、という人達にも充分楽しんでもらえたと思う。

東関東ツァーの初日にふさわしい雰囲気で、僕らも美味しいものからお客さんの笑顔まで、全てを堪能させていただいた。

近藤君、奥さんのはるみさん、息子さん、お手伝いのみなさん、駐車場係のみなさん、そして足を運んでいただいた皆さん、全てに感謝します。

 

そして2日目。いつもの越谷おーるどタイム。ここもすっかり年に何回もお世話になるようになってしまった。

今回は椋野さんと一緒にMidnight on the Waterを演奏することが一つの目的だった。と言えども、こちらで勝手に決めてしまったことだが、オールドタイムやブルーグラスのフィドラーである椋野さんにとってはスタンダードな曲だろうということで選んだ。それにおそらくツイン・フィドルで演奏した方が良い、と感じたからだ。

それを2部のあたまにもってくることにして、今日は希花さんのコンサルティーナによるCarolans Receipt(Planxty John Stafford)からスタート。1部は「青春の唄」からAnna Foxeということで同じ楽器で始まって終わる、ということにした。

コンサルティーナで始まってコンサルティーナで終わる、というのは僕らにしては珍しいことだ。

そして、久々に「ダッチマン」も唄わせてもらい、May Morning Dewのリクエストもあったり、そうそう、この日は朝から雨が降っていて、それも時折かなり激しく降ったりして、こりゃ参ったな、と思っていたが、開場時間少し前になると陽が差してきたので、それを見た希花さんがOctober Rainをやろう、といういいアイディアを出してくれた。

もちろん「朝の雨」も。

奥さん、いつものタコライス、美味しかったです。

椋野さんのフィドル、やっぱり素晴らしかったです。ブルースを感じます。

おーるどタイムに来るまでにかなり濡れてしまった方もいたかもしれませんが、なんとかお天気も回復に向かい、お帰りの足元は大丈夫だったと思います。

みなさん、どうもありがとう。

 

3日目は茨城県の石岡にある古民家。そこに住んでおられる永井由美子さんからのお誘いだ。

以前から素晴らしい処と聞いていたのでチャンスがあれば、と思っていたのだ。

裏に竹林と田んぼがあり、野菜も全て自家製。囲炉裏の優しい火と共に、古い木と、畳の温もりが感じられる素晴らしい空間。

都会育ちの僕らはなかなか住めるようなところではないし、日々の過ごし方もよくわからないが、永井さんをみていると寝る暇もないくらいに動き回っているようだ。

今日のコンサートのためにそんな永井さんの友人たちが素晴らしいお料理を用意してくれている。

みんな永井さんのお人柄に魅かれて集まってくる人、そしてそんな彼ら(彼女たち)にも魅かれるものを感じてしまう。

とても大事なことだ。今の世の中、まともに相手に接することなく「つぶやき」などと称してパソコン上でしか物事を言えない輩が増えている。

ここに集まっている人達にはそんなバカバカしさを全く感じることがない。こういう人達に囲まれていると、人と人との心の繋がりがいかに大切かがよくわかる。

PAは地元の若者、ギタリストでもある「わたる君」が担当してくれた。彼のお母さんも一緒に手伝ってくれてすごくいい感じだった。

わたる君も様々な角度から音を聴いてくれて、めんどくさい要望にも常時にこやかにテキパキと対応してくれて本当に気持ちよかった。

また、ここにも初めて僕らを聴く、という方が半分以上おられたので、そういう時は大体Si Bheag Si Mhorから入るようにしている。(またはそのような曲調から)

そしてめっちゃ珍しくIrish Washerwoman / Rosewoodのセットも。この3日間は季節がらということもあり「小さい秋みつけた」も、そして永井さんのリクエストで「疲れた靴」

疲れた靴を脱いで休んでいかないか、という歌詞にあるような、そんな場所にこの古民家を考えていただけたら、という強い思い。僕は「すみません、新しい靴履いてきちゃった」と返しておきました。いやいや、そういう問題ではなくて…。

あまりにみなさんの笑顔が素晴らしく、永井さんの自然な姿が美しく、ついつい長い(しゃれではない)時間やってしまいました。

座布団に座っておられた方々は疲れたと思います。疲れた靴を脱いだらまた疲れたりして。

「まだ言うんか。もう疲れた」という永井さんの声が聞こえそう。

今回この3日間のツァーを組んでくれた、高見さん、高橋さん、永井さん、本当にありがとうございました。

全て完璧にスケジュールを組んでいただいて、打ち合わせのために綿密にメールや電話で連絡をくれて本当に助かりました。心から感謝いたします。

そういえば、この日も朝からかなりの雨。でも午後からはすっかりあがってくれました。

全ての方のお名前が把握できませんが、永井さんをはじめ、お料理、お茶、パン作り、生け花、そして、素晴らしいお皿を作られている方、皆さんどうもありがとうございました。

そして皆さんにもお忙しい中じっくり聴いていただきました。

集客には限りがあったので、お断りしてしまった方もおられたようです。また次の機会にお会いしましょう。

僕らにとっても貴重なひと時でした。なので必ずまたお願いすると思います。

皆さん、どうもありがとう。

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撮影:高見恵子

2016年9月22日 横浜イギリス館

ナターシャー時代からずっと、僕や省悟を応援してくれていた、現在「サウンドポート」という会社を運営している城生さん主催のコンサート。

ちょうど希花さんの2じゅううん歳の誕生日にあたる当日、あいにくの雨が朝からしっかり降っていた。

それでも、出る時にはほとんど降っていなかった雨も、横浜に着くとかなり強く降っていて、これはお客さんが大変だろうな、と、気にしながらも、緑の庭が美しく、ちょっとアイルランドを彷彿とさせるかな、という思いがした。

コンサートには、久しぶりの人、何十年ぶりかの人(この人達は希花さんが生まれる前から僕は知っている)まったく初めての人など、沢山集まってくれた。

建物の構造上のせいだろうか、雨が降ってすごい湿気なのに音はよく響いたようだ。

その辺からも少しアイルランドの気配が感じられたようだ。

僕らは珍しく「Fanny Power」をあたまにもってきた。元々大好きな美しい曲なので、この素晴らしいイギリス館にはもってこいの楽曲だ。

あとはホーンパイプやリール、ジグ、ナターシャーの歌、ハープ、バンジョー、コンサーティナなどを演奏。

驚いたことに休憩時間には雨があがって太陽まで顔を見せていた。天気予報によると、しっかりと一日中雨、となっていたが。

2部では、今年初めて訪れたフランスはブリタニ―の話をして、またアイルランドの話題に戻り、アンコールに「別れの唄」「Si Bheag Si Mhor」を演奏。約2時間みなさんにお付き合いしていただいた。

帰りの時間には傘は必要ないくらいの天気になっていて、下り坂を数人の友人たちと歩いて駅まで戻った。

僕らにとってもいい時間を過ごさせていただいた。

みなさん、雨の中を来ていただいて本当にありがとうございました。

それから、お誕生日をお祝いしていただいて有難うございます。本人はもうそろそろ考えたくない歳、と言っていましたが、また来年も確実にやってきます。

その時も地球上のどこになるかはわかりませんが、よろしくお願いします。